出版業界で起こったニュースにならない出来事をまとめてお届けする週刊連載。先週はアガサ・クリスティー賞や講談社ノンフィクション賞などの受賞作品が発表されました。
早川書房などが主催する、第2回アガサ・クリスティー賞の最終選考会が7月20日に行われ、中里友香氏の『カンパニュラの銀翼』が受賞。贈賞式は10月29日に東京・信濃町の明治記念館で行われる。
7月20日、第34回「講談社ノンフィクション賞」、第28回「講談社エッセイ賞」、同「講談社科学出版賞」の受賞作を次の通り決めた。
講談社ノンフィクション賞は、大鹿靖明氏『メルトダウン』(講談社)と安田浩一氏『ネットと愛国』(同)の2作品。同エッセイ賞は、平松洋子氏『野蛮な読書』(集英社)。同科学出版賞は、大須賀健氏『ゼロからわかるブラックホール』(講談社)。
なお、贈呈式・祝賀会は9月21日午後6時、東京・丸の内の東京會舘で。
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