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» 2004年07月13日 01時26分 公開

WIN【うぃん】

KDDIが力を入れる新世代のサービス/端末。それが「1X WIN」だ。最大2.4Mbpsの通信が可能なほか、パケット定額制プランを利用できる。

[江戸川,ITmedia]

 WINは、KDDIのサービスラインナップであるCDMA 1Xを拡張、進化させたサービス、およびハードウェアの名称。正確にはCDMA 1X WINと表記され、技術的にはCDMA2000 1Xの発展系である、1X EV-DO(用語参照)に相当する。だがデータ通信に特化したEV-DO単体では通話ができないため、WINは基本的に通話を行う1Xとのデュアル端末になっている。

 WINの魅力は、最大2.4Mbpsという高速なデータ通信サービスと、メールやサイト閲覧、ファイルダウンロードに適用されるパケット料金定額制の2つ。特にパケット料金定額制「EZフラット」の導入によるインパクトは大きく、auの加入者増加に貢献したばかりか、定額制に消極的だったNTTドコモをすら「パケ・ホーダイ」で追随させたほどだ(3月24日の記事参照)。

 そのEZフラットは月額4410円で、通常の音声契約のオプションとして提供されている。従ってパケット通信しか使わないといっても、EZフラットのみの契約はできない。また、EZフラットの適用範囲は端末上から利用するコンテンツに限られるので、ケーブルとPCを接続してのデータ通信は対象外だ。

 WINに対応した商品としてデータ通信専用端末「W01K」や「2GHz DO CARD」があるが、これらではEZフラット契約をすることはできない。ただし、音声通話をサポートしないためデュアル端末である必要はなく、専用の料金プラン「PacketWINシングルサービス」の契約となる。

 一方、EZフラットは8月1日から新しく月額2100円と4410円の2段階にした「ダブル定額」が登場する(4月1日の記事参照)。

 なお、WINの語源はよくあるような技術名称の頭文字を取った略語ではない。これは端末とサービスを提供するau、そしてコンテンツプロバイダが相互に利益を得る”Win-Winの関係”からきており、NTTドコモのiモードが実現したような、いわゆる“勝ち組”となるサービスであることを表している。

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