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» 2004年08月02日 20時15分 公開

三洋、携帯向けFM/AMラジオチューナーICを開発

三洋電機は、ワンチップのモバイル機器向けラジオチューナーICを開発し、サンプル出荷を開始した。同時に、「携帯電話用としては業界初」(同社)となるAMラジオチューナー用ICも開発、9月からサンプル出荷する。

[杉浦正武,ITmedia]

 三洋電機は8月2日、携帯電話を含むモバイル機器向けのラジオチューナーIC「LV24000PL/01PL/02PL」を開発し、サンプル出荷を開始したと発表した。同時に、「携帯電話用としては業界初」(同社)となるAMラジオチューナー用ICも開発、9月からサンプル出荷する。

PHoto サイズは5×5×0.8ミリ

 携帯電話などにFMラジオを搭載する場合、チューナーシステムは小型化が求められる。しかし、ラジオチューナー用外付け部品はコイルやセラミック素子など数が多いため、これらをモジュール化すると容積を取るという問題があった。

 三洋電機では、蘭Semiconductor Ideas to the Market B.V.との技術連携、および三洋独自のBi-CMOSプロセス技術や小型パッケージング技術を活用することで、外付け部品を必要としないワンチップのFMラジオチューナーIC開発に成功した。2004年第4四半期には月産50万個を見込んでおり、サンプル価格は1000円。

機能 製品名
ラジオチューナー LV24000PL
ラジオチューナー+ソースセレクタ LV24001PL
ラジオチューナー+ソースセレクタ+ヘッドフォンアンプ LV24002PL
 *ソースセレクタ:ソースは、音楽ソースのこと。ソースセレクタ機能とは、CDやMDなどの外部音楽ソース入力と、ラジオとを切り替えられる機能を指す

 同社はまた、欧州のラジオ情報送信システムであるRDS(ラジオ・データ・システム)に対応した「FMラジオチューナー+RDSデモジュレータ」搭載の「LV24010PL」も開発。さらに、微小コイル1つだけを外付け部品にすればAM放送も受信できる「LV24100PL」を開発済み。これらは9月からサンプル出荷を予定しており、2005年第1四半期に月産50万個を見込む。価格は1200円。

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