ヨドバシカメラは、GSM端末5モデルの販売を開始した。8月中旬から、ほぼ全店舗で取り扱っているという。
ラインアップされるのは、Panasonicの「GD55」(2万3000円前後)「G50」(3万5000円前後)「X66」(6万8000円前後)、Sony Ericssonの「Z200」(3万4000円前後)、Nokiaの「2100」(2万1000円前後)。いずれも比較的購入しやすいミドルレンジ端末だ。
端末は海外端末の輸入業者経由で調達。仕入れ先業者の保証付きで、日本で充電を行うための変換プラグや日本語マニュアルが付属する。
販売を始めたいきさつについて、ヨドバシカメラは「ボーダフォンのVGSやKDDIのグローバルパスポートが、そこそこ好調に出ているなど、海外で携帯電話を使う土壌ができてきた。海外端末は身近に売っているショップも少なく、店頭販売することで需要を喚起できると考えた」と話す。
GSM端末を使うには端末本体のほかにSIMカードが必要。FOMAカードやボーダフォンのUSIMカードを持っているユーザーは、「GSM端末に差せば、対応エリアで利用可能」。また海外で現地のオペレーターのSIMカードを購入して使うという手もある。
端末のラインアップも、日本で受けそうな端末を揃えた。発売から10日ほどだが、当初の見込みより好調に売れているという。「ZD55やZ200の人気が高い」(ヨドバシカメラ広報)。
今後はユーザーの需要を見ながらラインアップを拡充する予定だ。
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