ヒヨコの“ひと鳴き”が携帯を売る?:Mobile Weekly Top10

» 2005年02月24日 21時17分 公開
[記者G,ITmedia]

 端末のリリースラッシュでで殺気立つ編集部。そこに突然、「ぴよぴよぴよ」というヒヨコの鳴き声が……。一瞬、あたりは静まりかえり、スタッフの顔に笑顔が戻った……。

 これは実話。ヒヨコの鳴き声は、お察しの通り、携帯電話の着信音。編集長が使っている「N901iC」にプリセットされているもので、それが鳴ったというわけだ。

NEC端末のメーカーサイト「みんなNらんど」では、ひよこの壁紙も配信している。こちらも人気ナンバーワンだ

 この着信音、すこぶる人気が高い。イライラしがちな記者Gは、キレそうになると編集長の携帯に意味もなくメールを送り、ヒヨコを鳴かせている。あるスタッフは、この鳴き声に惹かれてN901iCを買いそうになり、プレゼンに来た某メーカーの女性も「目覚ましの音に使ってます。大好きなんです」と熱い思いを語っていた。

 キャリアもメーカーも、どうしたら端末を売れるかに頭を悩ませているが、その答えの1つはこんな身近なところにあるようだ。

 最近では、着信音として着メロを使うのではなく、音楽を楽しむために使われることが多い。また着信音として使う音については、「誤って鳴ってしまっても許される」ものにニーズが移っているとも聞く。

 いわれてみれば、会議の席でヘビーメタルが鳴り響くのと、ヒヨコの声がするのとでは、ヒンシュク度も違う気がする。咳払いや紙をめくる音といった生活音を着メロとして配信する「究極マナー着信音」(2004年12月の記事参照)が好評なのも、うなずける話だ。

 プリセットの着信音も、クラシック一辺倒ではなく、こうした時代の変化に対応してほしい……と思う今日この頃。ちなみに記者Gのお気に入りの着信音は、「premini」に入っている鳥のさえずり声の「Forest」だ。

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