ボーダフォンは、2004年12月に販売を開始したシャープ製端末「902SH」(2004年12月の記事参照)「802SH」(1月13日の記事参照)に、不具合があるとアナウンスした。販売された全ての端末が対象で、約49万台が影響を受ける。
店頭に並んでいる両機種は回収され、「準備が整い次第、ソフト改修済みの端末と入れ替える」(ボーダフォン)という。
原因はソフトウェアの不具合。1)受信メールの送信者名が実際の送信者と異なった表示になる場合がある 2)メールおよびWebの操作中に、画面が固まる場合がある 3)電源が入らない、もしくは電源が自然に切れてしまう場合がある 4)「ネットワーク自動調整」が出来なくなる場合がある 5)「メール振り分け設定」において、「配信確認」が振り分けられない場合がある 6)各機能の動作や通信が不安定になる場合がある──という6つの不具合が起こるという。
ボーダフォンは当該機種のユーザーに対し、準備が整い次第ダイレクトメールによる通知を行う。対処は、店頭でのソフトウェアバージョンアップとなるが、場合によっては預かり修理になる場合もある。
902SHおよび802SHの不具合についてはこれまで、ユーザーから多数の声が挙がっていた。
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