オート | 風景 |
銀塩カメラ調 | 味わい |
風景も交えて4つ並べてみた。「銀塩カメラ調」にすると彩度とコントラストが高い、くっきりした絵になる。風景モードより硬めな仕上がりだ。「味わい」にすると赤みが強くてソフトな感じになる。古いフィルムっぽい感じか。
撮影モード以外にも細かい設定はいろいろある。
メニューのカメラ調整の中には、ホワイトバランス、シャープネス、明るさ、色の濃さなどの項目が並んでいるが、注目は「カメラ感度」。
F902iもほかの端末と同様、明るさに応じて多少感度が調整される。晴天下ではISO70で、暗くなるとISO120になるのだが、それを多少コントロールできるのだ。
ちょっと暗い場所で実験。
ノーマル。ISO120 | 高感度。ISO250 |
低感度。ISO70 |
という結果が出た。高感度といっても、無茶な感度にはならないのが分かる。高感度だとシャッタースピードが速くなるのでブレにくいが、よく見るとノイズが増えている。この写真だと、招き猫の耳の赤いところを見比べるとよくわかる。ISO70だとシャッタースピードが遅くてブレやすくなるが、その分滑らかで画質もいい。覚えておきたい機能のひとつだ。
ついでにマクロモードも。
最後はフラッシュ。実は内蔵のワンタッチライトは、前モデルにくらべてかなり強力なのである。なんでも10倍強力らしい。
ライトなし | ライトあり |
このくらい明るくなる。
これはほぼ暗闇で撮ったもの。近距離でしか使えないが、これだけ明るくなれば十分といえよう。
画像サイズは全部で12個。非常に多い。
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