起動は2秒ちょっと。側面のシャッターボタン長押しか、メニューからたどって起動する。カメラ専用ボタンがないのは残念だが、待受ショートカットキーに登録して素早く呼び出せるようになっている。
撮影モードは従来同様、ケータイモードとPCモードに大きく分かれる。ケータイモードでは120×160ピクセルからワイド壁紙の240×400ピクセルまで用意されている。撮影は縦位置。PCモードではVGAからUXGA(1600×1200)まで。ワイドモードは1600×960で、撮影は横位置となる。
通話キーでPCモードとケータイモードを瞬時に切り替えられるのは便利だ。シャッターは決定キーで、「EZキー」がAFボタンとなっている。まずこれでピントを合わせてから撮影すると、タイミングを計りやすくてよい。ディスプレイを上にした状態で折りたたみ、デジカメ風スタイルで側面のシャッターボタンを押して撮影するのもいい。その場合は、半押しでピントを合わせられる。
AFはなかなか高速で(約1秒)、特にマクロモード時のAF速度はかなり速くなっている。撮影後、保存にかかる時間は1600×1200のファインでminiSDカードに保存した場合で約4.5秒。なかなか快適だ。
相変わらず便利なのは「0」キーで出てくるガイド機能。意外にショートカットが豊富なので、ときどきこれでチェックしてやるといい。ベストショットは9種類で、「人物」「風景」「夜景」「スポーツ」など。
W41CAで新たに加わったのが「ビジネスショット」。「EXILIM」に搭載されて人気を博した機能で、EXILIMではベストショットの中にあったが、W41CAでは独立した機能になった。看板や書類、名刺など矩形のものを撮影すると、自動的に輪郭を抽出してそこを取り出し、正面から撮ったかのように補正して保存してくれる機能だ(1月20日の記事参照)。
これがなかなか便利。
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