「N902i」の画面が真っ白になる不具合など2件、ソフト更新で対応

» 2006年06月22日 14時20分 公開
[園部修,ITmedia]

 NTTドコモは6月22日、「N902i」で2種類の不具合があることを発表した。ソフトウェア更新で対応する。

 1つは「ミュージックプレイヤー」で音楽を再生しているときに発生する可能性がある不具合。ミュージックプレイヤーで音楽再生中にテレビ電話の発信をすると、再生している曲のデータ容量などによって、ディスプレイが真っ白になる場合があるという。「操作のタイミングなどにもよるため一概にはいえないが、数100キロバイト以上の音楽データを再生しているときに発生しやすい」(ドコモ広報部)という。

 もう1つは背面のアシストキーを使ってメールの読み上げを行い、一時停止したあと読み上げを再開するとき、ディスプレイにニューロポインターを表示させると端末が再起動する場合があるという不具合だ。再開するときにニューロポインターを垂直に押し込めば問題はないが、少しでもニューロポインターを動かすとカーソルが表示されるため、この現象が起こる可能性があるという。なおアシストキーを使わずにメールの読み上げを行った場合やニューロポインターが表示されない場合、ニューロポインターを使っていない場合にはこの問題は発生しない。

 6月20日現在、N902iは約91万台が出荷されており、そのすべてが対象となっている。ソフトウェアの書き換えには12〜15分程度かかり、その間は通信ができない状態になる。

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