ソフトバンクは“コドモバイル”──子ども用携帯「812T」を2月に発売

» 2006年12月14日 15時42分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
photo 東芝製「コドモバイル 812T」。カラーラインアップはブルーとピンクの2色

 ソフトバンクモバイルは12月14日、東芝製の子ども向け端末「コドモバイル 812T」を発表、2007年2月下旬以降より発売する。

 812Tは、携帯初心者や年配ユーザーの使いやすさに配慮した機能を盛り込んだ2006年の秋冬モデル「810T」をベースに、容易に操作できる「防犯ブザースイッチ」とブザー鳴動と連動して光る「防犯ランプ」を新たに搭載した。

 子どもは、液晶の上面に搭載する大型のスイッチを引っ張るだけで防犯ブザーと防犯ランプが操作でき、そのブザーと連動し、あらかじめ登録した保護者に通話やテレビ電話(TVコール)、位置情報メールなどで連絡できる。

 そのほか、設定や日時・記念日などに応じてメッセージを発したり、メールを送ってくる3Dキャラクター“くーまん”や発信・メール送信を登録者のみに制限する「発信先設定」機能、時間・件数・パケット通信料の最大値を設定する「使いすぎ防止」機能を実装し、男児向け/女児向け、別々のメニューデザインも用意する。


photo 男児向け/女児向け、別々のメニューデザインを用意

 同社はコドモバイル 812Tの発売に合わせ、携帯やPCから子どもの位置を確認できるサービス「イチなび」と、小学生を対象とする安心・安全なコンテンツのみを提供する「Yahoo!きっず」を携帯用サイトとしても開始する。ヤフーはPC用の子ども向けポータルとして同名のサイトを展開している。


 子どもに持たせる携帯として、GPS機能や防犯機能を軸に、使いやすさや親しみやすさも工夫した端末へのニーズが高まっている。NTTドコモの“キッズケータイ”「SA800i」、auの“ジュニアケータイ”「A5520SA」「A5520SA II」、ウィルコムの「キッズケータイpapipo!」など、子ども向けにターゲットを絞った端末を各社投入している。

機種名 コドモバイル 812T
メーカー 東芝
通信方式 W-CDMA(国内のみ使用可能)
ボディ形状 折りたたみ
サイズ 49×93(ブザースイッチを含むと103ミリ)×24ミリ
重量 約118グラム(ブザースイッチノブ含まず)
連続通話時間 約190分
連続待ち受け時間 約470時間
メインディスプレイ 2.4インチQVGA TFT液晶(最大26万色)
サブディスプレイ
アウトカメラ 324万画素CMOS(最大撮影サイズ:2048×1536ピクセル)
インカメラ 32万画素CMOS
外部メモリ microSD(別売り)最大1Gバイト
日本語入力システム Mobile Rupo
主な機能 Yahoo!ケータイ、アレンジメール、マイ絵文字、フィーリングメール、S! GPS ナビ、着うたフル、S!アプリ(メガアプリ)、TVコール、デルモジ表示、レコメール、QRコード読み取り、3D待ち受けキャラ「くーまん」、くーまんの部屋
カラーバリエーション ブルー、ピンク
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