「N703iD」は、NECと佐藤可士和氏、そしてNTTドコモのコラボレーションモデル第2弾となる企画端末。よりスマートにフラットになったボディデザインは、第1弾の「N702iD」のコンセプトを引き継ぎ、高い完成度を目指した。厚みは15.9ミリで、おサイフケータイ機能を搭載するFOMA端末では最薄となる。
スクエアなフォルムや背面のロングサブディスプレイ、そしてフラットなヒンジなど、N702iDのデザインテーマを踏襲した上で、カメラ部など細部のディティールを見直すことでボリューム感を抑え、よりスマートさを強調。ヒンジもサイドビューがすっきりと見えるデザイン処理を施した。
目を引く縦長のサブディスプレイは、N702iDから表示項目域が向上。端末の開閉時や、時刻を確認する際に個性的なアニメーション表示を楽しめるほか、オリジナルフォントの表示項目も拡大し、着信表示用のLEDを内蔵する。
側面には、ミュージックプレーヤーの起動や操作が可能な[MUSIC]キーを新たに搭載。ミュージックプレーヤーはスキン変更機能により、そのデザインを好みのものに切り替えることができる。このほか、カラーバリエーションにあわせた内蔵コンテンツも用意する。
そのほか「直デン」機能など、使いやすさを追求した機能に加え、ディスプレイの彩度を一時的に下げて左右からののぞき込みを防止する「プライバシーアングル」、ダイヤルキー長押しによるICカードロックなど、セキュリティに配慮した機能も充実させた。
メール機能も、「おまかせデコメ」をバージョンアップし、デコメ絵文字作成アプリをプリインストール。デコメテンプレートのダウンロードにも対応する。なお、プッシュトークとメガiアプリには対応しない。
| 機種名 | N703iD |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ×厚み) | 48×96×15.9ミリ |
| 重さ | 約103グラム |
| 連続通話時間 | 約210分(テレビ電話:140分) |
| 連続待受時間 | 700時間(静止時)、520時間(移動時) |
| アウトカメラ | 有効130万画素CMOS |
| インカメラ | 有効33万画素CMOS |
| 外部メモリ | microSD(別売り) |
| メインディスプレイ | 約2.3インチ(240×345ピクセル) 26万色半透過TFT液晶 |
| サブディスプレイ | 約2.1インチ(300×30ピクセル) 有機EL1色 |
| ボディカラー | YELLOW、WHITE、NAVY、PINK |
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フラット&スクウェア、有機&無機EL搭載〜「N702iD」
写真で解説する「N702iD」
「潔い」端末にしたかった――佐藤可士和×N702iDCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.