電子情報技術産業協会(JEITA)は、2007年11月分の携帯電話およびPHS端末の国内出荷台数実績を発表した。携帯電話とPHSを合計した全出荷台数は491万1000台。同年前月比で約2倍、前年同月比106.6%となった。
携帯電話の出荷台数は480万7000台で前年同月比106.3%。内訳は3G携帯が480万6000台で前年同月比108%、2G携帯は前月より大きく減少した1000台で前年同期比1.2%。携帯出荷台数は3カ月ぶりに前年同月比でプラスに転じた。PHSは10万7000台を出荷。前年同月比は120.3%であるものの、同年前月比で大きく伸びた携帯電話に対し、PHSは前月実績を下回った。
11月は携帯各社が2007年冬商戦向けの新機種を投入。高機能なワンセグ搭載機種を多く揃え、NTTドコモとKDDIは新たな端末購入方法を開始した。結果、出荷台数の増加とともにワンセグ搭載比率が約24ポイントも上昇し、はじめてワンセグ非搭載端末を上回る58.3%に達した。
携帯電話の出荷台数、200万台規模で推移――JEITA 10月携帯出荷
ピーク時の半分以下、248万8000台に減少──9月携帯出荷
前年同月比、4カ月連続でプラスに──JEITA 8月携帯出荷
最新ケータイのワンセグ搭載率は36.6%に──JEITA 7月携帯出荷Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.