KDDIは1月25日、2008年3月期第3四半期の決算発表を行った。移動通信事業と固定通信事業を合わせた売上高は2兆6387億円で前年同期比7.2%増をマーク。営業利益も前年同期比17.4%増となる3710億円となり、増収増益だった。堅調な業績を受けKDDIでは、売上高の予想を3兆5000億円から3兆5800億円に、営業利益予想を3900億円から4140億円に上方修正した。
好調を牽引するのは携帯電話事業で、売上高は2兆1004億円で前年同期比6.3%増、営業利益が4114億円で前年同期比22.5%増。第1四半期から第3四半期までの純増数は137万(au:188万、ツーカー:−51万)となり、2008年3月期末に3000万契約を達成するという目標に向け堅調に推移しているという。番号ポータビリティを利用した転入超過数は48万1000件。
固定通信事業は、売上高が5343億円で前年同期比−0.4%の減収。営業損失は478億円となった。2007年12月末のメタルプラスの契約数は327万、ひかりone(FTTH)の契約数は70万に増加した。
KDDI、2008年3月期第1四半期は増収増益──携帯事業が好調
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