バスもJRも地下鉄も――「九州IC乗車券・電子マネー相互利用に関する協議会」発足

» 2008年02月08日 08時29分 公開
[吉岡綾乃,Business Media 誠]

 西日本鉄道(西鉄)、九州旅客鉄道(JR九州)、福岡市交通局、東日本旅客鉄道(JR東日本)は2月6日、「九州IC乗車券・電子マネー相互利用に関する協議会」を発足した。4社は2010年春から、九州におけるIC乗車券と電子マネーの相互利用サービス開始を目指す。

 西鉄は2008年春から「nimoca」(参照記事)、JR九州は2009年春から「SUGOCA」(参照記事)という名称でIC乗車券を発行予定であるほか、福岡市交通局も名称未定ながら2009年春から地下鉄で利用できるIC乗車券を発行する予定。これらのICカードと、すでにJR東日本が発行、サービス提供中の「Suica」が相互利用できるようになる。

西日本鉄道「nimoca」(ニモカ、左)と、JR九州「SUGOCA」(スゴカ、右)
各事業者のICカード利用エリア

 首都圏ではSuicaとPASMOが(参照記事)、関西エリアではICOCAとPiTaPa(参照記事)が相互利用サービスを提供中で、JR・私鉄・バスに1枚のIC乗車券で乗れる環境となっている。

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