無印良品のアートディレクションなどを手がけるグラフィックデザイナー、原研哉氏が「手の中に溶け出す石けん」をイメージしてデザインしたという「らくらくホン ベーシック」も、新たに「バリューコース」に対応した新モデルとして登場する。それが「らくらくホン ベーシックS」だ。発売は2008年5月を予定している。
らくらくホン ベーシックに引き続き、らくらくホン ベーシックSでは、簡単操作をコンセプトとする携帯にはない“きれいなデザイン”を追求。写真がランダムに切り替わるFlash待受や、不在着信アイコンをより分かりやすい形状に変更するといったマイナーチェンジが加えられている。
返信用定型文から本文を選ぶだけでメールを返信できる「メールらくらく返信」を始め、通話相手の声の速さを実際よりもゆっくりと変換することで、通話時の会話を聞きやすくする「ゆっくりボイス」、周囲の騒音レベルを感知し、自動的に音量調整を行うことで通話相手の声を聞き取りやすくする「はっきりボイス」といったらくらくホン ベーシックの機能は引き続き搭載。「着信時の名前読み上げ」機能も備える。
カメラは非搭載で、メインディスプレイには約2.4インチ(240×320ピクセル)のTFT液晶、サブディスプレイには約1.2インチ(64×64ピクセル)STN液晶を搭載。歩数だけでなく歩いた距離やカロリーも表示する「歩数計」機能もを装備する。

「らくらくホン ベーシック」と「らくらくホン ベーシックS」の“違いその1”は、ラインアップするカラーバリエーション。定番のパールホワイトと清潔感のあるアイスブルー、そして「らくらくホン プレミアム」と世界観を統一したというオーシャンブラック、メタルレッドの4色をそろえる。

らくらくホン ベーシックとの“違いその2”が、待受画像の追加。従来モデルにプリセットされていた画像に加えて、花の写真をランダムに表示するフラッシュ待受の「植物」が追加された。そのほか、不在着信時のアイコンが分かりやすくなった。そのほかの機能やインタフェースに違いはない| 機種名 | らくらくホン ベーシックS |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ×厚み) | 51×102×19.9ミリ |
| 重さ | 約103グラム |
| 連続通話時間 | 約200分 |
| 連続待受時間 | 約400時間(歩数計オン、静止時)、約560時間(歩数計オフ時) |
| アウトカメラ | ― |
| インカメラ | ― |
| 外部メモリ | ― |
| メインディスプレイ | 約2.4インチ(240×320ピクセル)26万2144色TFT液晶 |
| サブディスプレイ | 約1.2インチ(64×64ピクセル)STN液晶 |
| ボディカラー | パールホワイト、オーシャンブラック、メタルレッド、アイスブルー |
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