NTTドコモは3月17日、従来の「見やすさ」「聞きやすさ」「使いやすさ」といった基本的な機能を追求したFOMA端末「らくらくホンIV」のマイナーバージョンアップモデル、「らくらくホンIVS」を発表した。
らくらくホンIVSは、GPSを搭載し、音声入力によるルート案内が可能なナビソフトが利用可能なほか、位置情報サービス「イマドコサーチ」と連動する機能を用意するなど、らくらくホンIVの最新機能を継承。周囲の環境に合わせて通話相手の声を強調する「スーパーはっきりボイス」や、自分の声を強調して伝える「はっきりマイク」、通話中の相手の声を自動で録音する「おまかせ通話音声メモ」や、着信時に相手の名前を読み上げる機能なども備え、従来どおりの使いやすさを提供する。
ボディサイズや、2.6インチのQVGA(240×320ピクセル)表示対応ディスプレイを搭載するなど、基本的な部分も従来のらくらくホンIVと変わらない。
一方、季節ごとに風景が切り替わるなど、細かな仕掛けがあるハイセンスなFlash待受や美しい待受画面を新たに用意した。ボディカラーもピンク、ゴールド、ダークブルーとなる。なお、従来のらくらくホンIVではできなかった、バリューコースでの端末購入可能になるのも特徴の1つだ。

「らくらくホンIV」と「らくらくホンIVS」の一番の違いはカラーバリエーション。らくらくホンIVのシルバー、ピンク、ネイビーという色が、ゴールド、ピンク、ダークブルーになった。ゴールドは歴代らくらくホンを通じて常に売れ筋にカラーだという

ソフト面で変わったのは、待受画面の内容(左)。季節によって画像や背景の景色が変わる「器」というフラッシュ待受を追加したほか(中央)、カラーごとの待受画面も差し替えられた。ゴールドをイメージした「光」(右)| 機種名 | らくらくホン IV S |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ×厚み) | 50×104×17.6ミリ |
| 重さ | 約113グラム |
| 連続通話時間 | 約140分 |
| 連続待受時間 | 歩数計オン:約530時間(静止時)、約260時間(移動時) |
| 歩数計オフ:約510時間(静止時)、約365時間(移動時) | |
| アウトカメラ | 有効約130万画素CMOS |
| インカメラ | 有効約32万画素CMOS |
| 外部メモリ | microSD |
| メインディスプレイ | 約2.6インチ(240×320ピクセル)26万2144色 半透過型オールラウンド液晶 |
| サブディスプレイ | 約1.2インチ(64×64ピクセル) 1色 STN液晶 |
| ボディカラー | ピンク、ゴールド、ダークブルー |
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