携帯出荷は前年同月比マイナス、2007年度累計は前年を上回る――JEITA 3月出荷台数

» 2008年05月14日 15時11分 公開
[ITmedia]

 電子情報技術産業協会(JEITA)は5月14日、2008年3月分の携帯電話・PHS端末の国内出荷台数実績を発表した。累計出荷台数は478万台。前年同月比は94.8%と2007年3月の実績を下回った。

photo 携帯電話出荷台数と3G比率、ワンセグ搭載比率の推移

 携帯電話は459万3000台で前年同月比94.9%。そのうち、3G以上が459万3000台(2Gは1000台に満たなかったために実績は0台)、ワンセグ搭載機種は296万1000台を出荷した。ワンセグ搭載機種は前年同月比184.2%となり、搭載率は64.5%に達した。3月は新機種投入や新生活の需要増加などにより例年、市場が活性化する月。契約者は前年同月を大きく上回ったが、端末の出荷台数は前年同月および同年2月の実績を下回る結果になった。

 PHSの出荷台数は18万7000台。PHS端末は2007年10月から5カ月連続で前年同月比を上回る伸び(2007年10月:293.4%、2008年2月:150%)を記録していたが、3月度は前年同月比92.4%とマイナスになった。

 一方、2007年度(2007年4月から2008年3月)の累計出荷台数は5167万台に達し、前年度比106%と2006年の実績を上回った。携帯電話は4949万7000台(前年度比105%)、PHSは217万3000台(前年度比132.9%)。このうちワンセグ搭載機種は2226万4000台(搭載比率45%)を出荷した。

photo PHS出荷台数の推移

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