ソフトバンクモバイル端末は7月に入り、いよいよ夏モデルの登場ラッシュが始まる。
今回の首位は、前回と変わらずパナソニック モバイル製の「820P」が獲得。連続首位記録を「12」に伸ばした。
続いて2位に、2008年夏モデルのハイエンド機種「AQUOSケータイ 923SH」が登場。3位にシャープ製の「812SH」(前回2位)、4位にSamsung電子製の「821SC」(前回6位)、5位に東芝製の「814T」(前回3位)が入った。
AQUOSケータイ 923SHは、おなじみのサイクロイドボディにフルワイドVGA対応の3.3インチディスプレイ、ワンセグのフレーム補間技術、液晶テレビ AQUOSとの連携機能、モーションコントロールセンサーとGPSによる地図機能、画角29ミリ相当の広角520万画素AFカメラ、なぞって操作できる新操作デバイス「光TOUCH CRUISER」、「ダブルナンバー」や「着デコ」といったソフトバンクモバイルの新サービスに対応するなど、徹底した“全部入り”のハイエンド機種に仕上げた機種だ。今回は集計期間の都合で発売から2日間のみの結果だが、週末だけで2位に入るほど好調な売れ行きを見せた。
さて、次回は「iPhone 3G」の動きを気にせざるを得ない。
7月11日に発売されたiPhone 3Gは、早朝販売が行われた東京・表参道のソフトバンクショップ旗艦店 ソフトバンク表参道をはじめ、日本各地の量販店などでも待ち望んだファンが購入するために長い列をつくった。
この様子を見る限りは集計期間が3日間とはいえ、iPhone 3Gのランクインは必至といえそうだ。ソフトバンクモバイル内では同じく新機種のAQUOSケータイ 923SHと、そしてキャリア総合ランキングでは現在上位を占めるドコモ端末と争うことになるだろう。果たしてiPhone 3Gは初登場で何位になるだろうか。
イー・モバイル端末は、7.2Mbps通信対応のUSB型データ通信端末「D02HW」が首位を獲得。続いて2位に7.2Mbps通信対応のPCカード型端末「D02NE」(前回3位)、3位にExpressCard型端末「D03HW」(前回4位)、4位に東芝製の音声サービス対応端末「H11T」(前回2位)、5位にHUAWEI製の音声端末「H11HW」が入った。
前回2位にまで上がった音声端末のH11Tは、今回データ通信端末の2機種に再び抜かれ、4位に落ちた。こちらは次回以降の動きも含めて観察したいが、次回も順位が入れ替わるならばそれぞれの販売台数は大きく変わらず、拮抗していることを意味する。例えば企業の大量導入などがあった場合はその機種が浮上することもありそうだ。
イー・モバイル端末は今後、HTC製のスマートフォン「EMONSTER lite」の登場も19日に控えている。
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