au端末も顔ぶれは大きく変わらず、順位の変動も少なくなっている。
首位は前回と変わらず、シャープ製の「W62SH」が獲得した。連続首位記録を「7」に伸ばし、2008年夏モデル12機種の中では圧倒的な人気であることが伺える。
続いて2位に東芝製の「W61T」(2008年春モデル)、3位にパナソニック モバイル製の「W61P」(2008年春モデル)、4位にシャープ製の「AQUOSケータイ W61SH」(2008年春モデル)、5位にソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「W62S」(2008年春モデル)が入った。上位5機種に順位の変動はなかった。
今回躍進したのは、登場2週目のシャープ製「URBANO」。前回は初登場で10位に入ったが、今回は4つも順位を上げ、6位にまで上ってきた。W62SHとカシオ計算機製の「G'zOne W62CA」(今回8位)、発売から数回ランクインした日立製作所製の「Woooケータイ W62H」、ソニー・エリクソン製の「フルチェンケータイ re」、京セラ製SANYOブランドの「W64SA」以外の夏モデルは新機種ならではの勢いがなかったが、その「新機種が思うように伸びない」状況でURBANOの躍進は喜ばしい。また、8月30日発売のPantech & Curitel製新機種「簡単ケータイ W62PT」も7位を維持している。
今回の集計期間は敬老の日当日の9月15日から21日。ドコモ端末と同じように敬老の日需要を担う端末がランキングに残ると思われたが、京セラ製の「簡単ケータイ A5528K」は前回の8位からランク圏外に落ちてしまった。2007年8月発売の簡単ケータイ A5528Kはかなり安価に販売されていたが、2008年の敬老の日商戦は、新機種の簡単ケータイ W62PTに人気が集まったようだ。
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