日本通信、ドコモとレイヤー2相互接続完了

» 2009年03月17日 15時19分 公開
[ITmedia]
photo レイヤー2接続とレイヤー3接続の違いを説明する日本通信の三田聖二社長

 MVNO事業を展開する日本通信は3月17日、NTTドコモとレイヤー2接続における相互接続協定を3月13日に締結。同時に16日19時頃にレイヤー2相互接続が完了したと発表した。

 日本通信は2006年11月にドコモに対して相互接続申し入れ、2007年11月の総務大臣裁定を経て、2008年2月に基本合意。2008年に、まずはレイヤー3接続による「ConnectMail」や「b-mobile3G」サービスを開始した。

 今回の相互接続協定の締結により、レイヤー3接続からレイヤー2接続への移行作業を実施。レイヤー2接続は「当初は見解の相違もあった」としながらも、通常は通信事業者が保有する中継交換機を日本通信が保有し、当該中継交換機でレイヤー2接続を行うことで実現する。通信事業者以外の事業者が中継交換機を保有してサービスを展開するのは世界でも例がなく、日本通信とNTTドコモが初めて実現したとしている。

 これまでのレイヤー3接続は通信事業者との接続料(帯域幅料金)が約2割高価だったが、レイヤー2接続の移行により大幅なコストダウンが見込める。日本通信は今後、セキュリティ性を高めた無線専用線による法人向けサービスや「Doccica」(2009年3月23日開始)のような複数のネットワークを統合的に利用できるようにするマルチネットワークサービス、IPv6の特徴を生かしたサービスなどを効率的に展開していく考え。

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