「HDムービーケータイ」をビデオカメラ的にチェックする

» 2009年05月25日 14時41分 公開
[渡邊宏,ITmedia]

 KDDIが発表した携帯電話「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」は、国内製品としては初めてハイビジョン(1280×720ピクセル)映像の撮影機能を備えた。誇らしげに「HD」の文字を身にまとう、本製品の“ビデオカメラ度合い”をチェックした(※画面は開発中のものであり、製品版とは異なることがあります)。

photo 「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」

 本製品は有効約500万画素CMOSセンサーを搭載し、1280×720ピクセル/30fpsのハイビジョン動画が撮影できる機能を持つ。カメラはヒンジ部分に設けられており、ペンのように本体を持つのが撮影時のスタイルとなる。

 録画/ズームボタンは、右手で本体を構えると人差し指が自然とかかる位置にレイアウトされているが、片手だけホールドするより、左手を開いた画面に添えた方が撮影時は安定しそうだ。レンズは35ミリ換算30〜90ミリの光学3倍ズームレンズ、F値はF2.8〜4.6だ。

photophoto 撮影スタイル。左手は画面の端に添えた方が安定するようだ
photophotophoto 「HD」の文字の上に小さく空いている穴はステレオマイク。側面には録画/ズームボタンやHDMI端子などが並ぶ

 録画する際の映像ファイルの形式は、EZムービーなどで採用されている3GPP2で、ビットレートはHQ/HM/HLの3段階に調整できる。音声はステレオ録音。本体内蔵メモリのほか、microSD/microSDHCメモリーカードへの保存も可能で、8Gバイトカードを用意すれば、最長で約4時間のハイビジョン動画が保存できる。なお、連続撮影時間は最長1時間/ファイル容量上限(2G)までとなっている。

photophoto 撮影時のサブメニュー(写真=左)、録画モード切り替え(写真=右)

 オートのほか4つの撮影モードを備えるプログラムAEや顔検出、手ブレ補正など、最近のビデオカメラでは標準的ともいえる機能も搭載。手ブレ補正機能は電子式だ。スタンバイから1秒で撮影開始になる「秒撮」モードやズーミングに連動して録音を行う「音声ズーム」機能も備えている。撮影したハイビジョン動画は本体内での簡易編集が可能となっており、メール添付するためのリサイズやQCIF変換も行える。

photophoto もちろん、3Wayオープンスタイルの本体液晶で映像を楽しむこともできる

 3Wayオープンスタイルの本体液晶は、約3.0インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)のIPS液晶。撮影したハイビジョン映像はこちらで楽しむこともできるが、本体にはHDMI端子(タイプC)を備えており、薄型テレビへ直接映像を映し出すことも可能だ。HDMIについてはHDMI-CEC「Woooリンク」に対応しており、プラズマテレビの「Wooo 03シリーズ」「Wooo UT800シリーズ」など対応テレビに接続した状態ならば、テレビのリモコンから映像の再生などが行える。

photophotophoto 側面にHDMI端子(タイプC)を搭載(写真=左)、対応テレビと接続すればテレビのリモコンから操作が行える(写真=中、右)

 サイズは118(高さ)×50(幅)×19.9(厚さ)ミリ、約152グラム(いずれも暫定値)。ハイビジョン動画撮影時のバッテリー駆動時間も未定だが、約90分ほどになる見込みだという。

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