NTTドコモは7月28日、らくらくホンシリーズ初となる防水、防塵に対応した「らくらくホン6」を発表した。8月7日に発売する。
IPX5/IPX7等級の防水性能に加え、IP5X等級の防塵性能を実現。日常生活やレジャーで端末が汚れても、水で洗い流すことができる。ワンセグを搭載し、省電力モードで最大320分の連続視聴が可能。カメラは有効約320万画素CMOSカメラを備えた。また、これまでのらくらくホンシリーズで培った“しんせつ、かんたん、見やすい、あんしん”の機能に、“おまかせ機能”を加えて使いやすさを追求している。
“しんせつ”機能としては、騒がしい場所でも相手の声が聞こえる「スーパーはっきりボイス3」や、相手の声をゆっくりにする「ゆっくりボイス」、相手に声をはっきり伝える「スーパーダブルマイク」を採用。本体を傾けて持ち上げると自動で背面液晶が点灯する「おまかせバックライト」や、指定したアドレスと題名のメールに添付された画像を自動で待受にする「おまかせランダム待受」、騒音や揺れを感知して着信音を調節する「おまかせでか着信」、端末を横にするだけでワンセグ画面を回転させる「おまかせ画面切り替え」に対応した。
ヒンジ部のボタンで片手でも端末が開けられる「オープンアシスト」や、声でメール文の入力ができる「音声入力メール」などで“かんたん”をサポート。カメラは被写体との距離が変わってもピントを合わせ続ける「おまかせオートフォーカス」の機能を追加した。また、文章の単語に合わせて絵文字を自動挿入する「おまかせ絵文字」も取り入れている。
メールや電話帳一覧の文字を大きく表示する「拡大もじ」や、カメラを虫眼鏡として使える「拡大鏡」で見やすさに配慮。「地図ナビ」で進行方向が常に上になるように地図を自動回転する「おまかせ地図回転」も搭載した。
そのほか、写真や日記を共有できる「ドコモコミュニティ」を、ケータイのメニューから簡単に利用できる連係機能や、歩数だけでなく身体活動量を計測する「活動量計」などの健康支援機能を備える。


防水ケータイはシートキーを採用する機種が多いが、らくらくホン6は凹凸のあるキーを搭載し、従来のらくらくホンシリーズと同等のクリック感を実現した(写真=左)。本体の裏側には防犯ブザーと赤外線ポート、スピーカーなどがある(写真=中)。ワンセグはモーションセンサーにも対応しており、本体を横に傾けると全画面表示に切り替わる(写真=右)| 機種名 | らくらくホン6 |
|---|---|
| サイズ | 約109(高さ)×約50(幅)×約17.7(厚さ)ミリ |
| 重さ | 約122グラム |
| 連続待受時間(静止時) | 約500時間 |
| 連続通話時間 | 約160分 |
| 連続テレビ電話時間 | 約110分 |
| メインディスプレイ | 約2.8インチ ワイドQVGA(240×400ピクセル)TFT液晶、26万2144色 |
| サブディスプレイ | 約1.4インチ(96×128ピクセル)モノクロSTN液晶 |
| 外部メモリー | microSD(最大2Gバイト)/microSDHC(最大8Gバイト) |
| アウトカメラ | 有効約320万画素CMOSカメラ |
| インカメラ | 有効約32万画素CMOSカメラ |
| カラー | シルバー、ネイビー、ラベンダー、レッド |
| 主なサービス・機能 | WORLD WING(3G)、ビデオクリップ(10Mバイト iモーション)、着うた、GPS、地図アプリ、ケータイお探しサービス、iチャネル、緊急速報「エリアメール」、おまかせロック、電話帳お預かりサービス、ソフトウェアアップデート 自動更新対応、音声入力メール |
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