セカイカメラの専用デバイス、あったらいいですねMobile Weekly Top10

» 2009年10月15日 21時39分 公開
[園部修,ITmedia]

 今週のアクセスランキングでは、10月6日から10日まで幕張メッセで開催された「CEATEC JAPAN 2009」の記事が多くの注目を集めた。また、先週に引き続き「東京ゲームショウ2009」で関心を集めた携帯電話向けの「ドラゴンクエストIII」に関する記事がランクイン。「セカイカメラ」の記事も依然人気だ。秋冬モデルのものと思われる端末が認証機関を通過した記事への関心も高かった。

 さて、セカイカメラといえば、すでにさまざまなところで話題になっているが、個人的に気になるのが“専用デバイス”が出てくるのかどうか。街中でiPhoneをかざしていると、写真や動画を撮っているようにも見えて、抵抗があるという声を聞く。中には職務質問をされてしまった人もいるという。セカイカメラ専用デバイスがあれば、少なくともiPhoneをかざす必要がなくなるので、使い勝手が大きく向上するように感じる。入力部分はうまくiPhoneやAndroid端末などのスマートフォンと連携させればいいだろう。

 その形が「電脳コイル」に出てくる電脳メガネのようなものになるのか、はたまた想像も付かないような形状になるのかはまったくもって分からないが、頓智・の井口尊仁CEOはTwitterで「専用デバイスはやる!」と力強く宣言していらしたので、期待したいところだ。

 そんな折、CEATEC JAPAN 2009のロームブースで、電子ビューファインダーやヘッドマウントディスプレイ向けの「絵の出るLSI」が参考出品されているのを見かけ、これはセカイカメラ専用デバイスに使えないだろうか?という考えが頭をよぎった。

 絵の出るLSIは、0.47インチでSVGAの解像度を持つ超高精細有機ELディスプレイをLSIと一体化したもので、「究極のワンチップディスプレイ」をうたう。チップの上に実装されたディスプレイは、映像やPCの画面などを精細に写し出していた。

PhotoPhoto ロームのブースに参考出品されていた「絵の出るLSI」

 もっとも、ヘッドマウントディスプレイは過去にあまりヒットしたことがないジャンルの製品であり、この絵の出るLSIもデジタルカメラなどの電子ビューファインダーとしての利用がメインの用途となるのだろう。ただ、映像処理系のチップをもしかしたらワンチップにできるかもしれない(?)という点で注目に値するデバイスなのではないだろうか。

 電脳メガネっぽいものを作るのだとしたら、むしろ網膜に直接映像を投影する網膜走査ディスプレイ(RID)のほうが近いものができそうだが……。と、あれこれ想像しているだけでもなんだか楽しい気分になるのだった。

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