ソフトウェアは、SH006から大きな変更はないが、細かい機能の追加や強化、使い勝手の向上が図られている。SH008で新たに搭載されたのがインカメラ。480×854ピクセルのフルワイドVGAサイズの写真が撮影でき、2010年夏モデルでは唯一、テレビ電話に対応している。インカメラはレシーバーの右側にあり、自分撮りができるのはもちろん、鏡の代わりに使える「ハンドミラー機能」も利用できる。
メインディスプレイはSH006と同じ3.4インチのタッチパネルを搭載し、メニュー周りやタッチパネルを使ったユーザーインタフェースも共通。タップ、ロングタッチ、フリック、スライド、ピンチという5つのジェスチャーで、さまざまな機能を操作できる。
フォトビュワーではタグ付け機能を追加。任意の写真にアイコンやテキストによるタグを付けておくことで、タグから一覧表示ができる。ISO12800の高感度撮影やチェイスフォーカス&コンティニュアスAF、笑顔フォーカスシャッター、シーン自動検出などのカメラ機能は継承されている。

3.4インチのフルワイドVGA、NewモバイルASV液晶を採用したタッチパネルディスプレイ。ビュワーポジションの横位置では、カメラやフォトビュワー、ワンセグ、LISMOといったAV系に絞ったメニューを利用できるこのほか機能ではWi-Fi WIN、ワンセグ、LISMO!、EZ・FM、グローバルパスポートCDMAといったauのサービスに対応。PCサイトビューアーやPCドキュメントビューアも搭載し、Wi-Fi WINによるブラウジングや、ダウンロードしたドキュメントの閲覧が可能だ。また、Bluetooth、FMトランスミッター、赤外線通信(IrSimple対応)、歩数計にも対応している。



文字入力はタッチパネルによる操作も可能。SH008では予測変換候補の一覧を大きくするなどの改良が施されている。また、入力中の文字からでも検索できる「スマートリンク辞書」を搭載。入力文字列を選択し、発信ボタンを押すだけで辞書検索ができる
FMラジオを楽しめる「EZ・FM」に対応しているほか、音楽データやEZ助手席ナビなどの音声をFMラジオで聞けるFMトランスミッター機能も搭載(写真=左)。ダイヤルキー下部にある「クイック」ボタンを押すと現れる「クイックアクセスメニュー」。よく使う機能をワンタッチで呼び出せる(写真=右)
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