ケータイそっくりの外観を持つスマホ「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」には、当然ながらケータイの必須機能もしっかり備わっている。今回の“ここ”が知りたいでは、ワンセグの画質や赤外線通信の使い勝手、さらにバッテリーの持ちは? といった疑問に答える。
防水仕様のAQUOS PHONE THE HYBRID 007SHは、ワンセグアンテナが収納式ではなく端末のサイドに折りたたむタイプ。アンテナを伸ばせばワンセグの受信感度は良好で、ケータイと同等の感覚で視聴できる。ランチャーから「ワンセグ」→「ワンセグテレビ」で、テレビが起動。チャンネル変更は、画面を左右にフリックするだけとケータイより簡単に切りかえられる。
シャープ製ケータイ同様、薄型テレビ「AQUOS」で培った映像処理エンジン「SVエンジン+」を搭載しているので、映像の発色はかなり良く、見やすい。横画面で視聴中に画面に表示されている「3D」マークをタップすれば、ワンセグを3Dで楽しむこともできる。
さらにダイマジックの立体音響再生技術「EUPHONY MOBILE SURROUND」を搭載し、ヘッドフォン環境でバーチャルサラウンドが楽しめる。またMicro HDMI端子経由でAQUOSシリーズに出力した場合も、バーチャルサラウンドで音声を出力可能だ。
なお、この機種はシャープが展開する「スマートファミリンク」にも対応。HDMI接続をしなくても対応するAQUOSへWi-Fi経由で写真や動画を送信したり、AQUOSブルーレイで録画した番組を転送して視聴することができる。
カメラのある端末背面には、アドレス帳の交換に必須の赤外線ポートと、スマホ向けのモバイルSuicaも利用できるFeliCaチップを搭載。特におサイフケータイは、2つ折りだと決済時に画面が表にならないので、のぞき見される心配がないのはうれしい点だろう。
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