auから発売されたスライド式テンキー搭載端末「AQUOS PHONE IS11SH」。テンキー搭載ということで爪の長い女性にも文字入力しやすい端末として注目を集めている。実際に使ってみた操作性はどうか? 本機を検討する上で気になる点についてピックアップしていく。
2011年春モデルとして発売された「IS05」にはMicro HDMI端子と、3.5ミリのイヤフォンジャック、シャッターボタンが備わっていたが、AQUOS PHONE IS11SH」ではどうだろうか。これらのポイントを含め、気になる外観を見ていこう。
IS11SHの右側面には電源キーとボリュームキーが配置されている。IS05ではこの部分にシャッターボタンがあったが、IS11SHには搭載されていない。IS11SHで写真を撮影する場合、画面のソフトキーをタップするかスライドした状態で決定キーを押すことで撮影できる。ダイヤルキー側ボディには、スライド機構のためか端子類はない。
本体左側面にはMicro USB端子とストラップホールがある。ストラップホールの位置は、左上にあったIS05と大きく変わっているため好みが分かれるところかもしれない。本体上部にはワンセグアンテナが格納されている。Micro HDMI端子と3.5ミリイヤフォンジャックは搭載されていないので、写真や動画をテレビで楽しんだり、スマートフォンで音楽を楽しみたいと思っている人は注意が必要だ。
テレビと連携する場合はホームネットワーク対応機種であればネットワーク経由での接続が可能だ。音楽を楽しむ場合はオプション品の「Micro USBイヤホン変換アダプタ」を使用するか、Bluetooth対応イヤフォンを使用する必要がある。
IS11SHは日本ならではの機能として赤外線通信を搭載しているが、ポートはどこにあるのだろうか? 赤外線ポートは背面にあり、ディスプレイを見ながら相手と向かい合って送受信操作ができる。そのため、友人とのアドレス交換はしやすかった。
同じシャープ製のスマートフォンである他の機種と外見がどう異なるか比較してみた。まずは、2011年春モデルとして発売されたコンパクトさが魅力のシャープ製スマートフォンIS05と比べてみた。
IS05が3.4インチフルワイドVGA液晶であるのに対し、IS11SHは3.7インチQHD(540×960ピクセル)を採用しているので、本体サイズもやや大きめになっている。
次に、テンキーを搭載したシャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」と「HYBRID W-ZERO3」を比較してみた。
HYBRID W-ZERO3はIS11SHと同じくスライドボディを採用しているが、十字キーがディスプレイ側についているためテンキーのキーサイズがIS11SHと比べてやや大きくなっている。
ディスプレイサイズはHYBRID W-ZERO3が3.5インチフルワイドVGA液晶であるのに対し、IS11SHは3.7インチQHD液晶を搭載しており、画面が広い印象だ。一方、007SHは回転2軸ボディのため、見た目のサイズ感はかなり異なる。キーの割り当てなどもかなり異なっており、IS11SHには発話/終話キーがなかったり、007SHにない「絵・顔・記」キーがあったりと、操作性も大きく異なる。
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