auのモバイルWi-Fiルーターは、これまでWIN(3G)のみに対応した「Wi-Fi WALKER DATA05」「Wi-Fi WALKER DATA06」の2モデルがラインアップされていたが、待望のWiMAX対応モデル「Wi-Fi WALKER DATA08W」が登場した。
DATA08Wは、WiMAXエリアでは下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsの高速通信が利用でき、WiMAXエリアの外ではWIN(CDMA 1X WIN)で通信ができる、通信の速さとエリアの広さを兼ね備えたモバイルWi-Fiルーターだ。メーカーはHuaweiで、DATA06とよく似た形状となっている。
本体には1.45インチのディスプレイを備え、接続中のステータスなどが確認可能。自動接続機能「WPS」にも対応しており、対応機種となら難しい手順を踏むことなくすぐに無線LANで接続できる。マルチSSIDをサポートしているため、WEPとWPA2など、異なるセキュリティレベルの機器を同時に接続することも可能だ。最大同時接続数は5台。
端末内にはmicroSDカードスロットを備え、microSD内のデータをルーターに接続したWi-Fi機器と共有する機能も用意した。
連続データ通信時間は、WiMAXで約4.2時間(検討中)、WINで約5.2時間(検討中)。比較的小さなボディのため連続駆動時間は長くはないものの、外部接続できるバッテリーを活用すれば長時間の運用も可能だ。
料金プランは、「WINシングル定額 WiMAX(シンプル)」が用意される。基本使用料が2030円、パケット通信料は1パケットあたり0.042円で、上限が6800円となる。auケータイ/スマートフォンと同一名義で契約する場合に利用できる「WINシングルセット割」もしくは2年契約の「誰でも割シングル」に加入すると割引が適用され、基本使用料が980円に、パケット通信料の上限が5750円になる。端末の実売予測価格は1万円未満。


画面下部に接続しているネットワークが表示される。画面左はWiMAXと3Gの両方に接続するハイブリッドモードとなっており、WiMAX対応エリアではWiMAXでの通信となる。サイドキーを長押しすると3Gのみ、WiMAXのみの通信に切り替えられる(写真=中、右)| 機種名 | Wi-Fi WALKER DATA08W |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約109×60×17.6ミリ(暫定) |
| 重さ | 約125グラム(検討中) |
| 連続データ通信時間 | WiMAX:約4.2時間(検討中)、3G:約5.2時間(検討中) |
| 連続待受時間 | (検討中) |
| 外部メモリ | microSDHC(最大32Gバイト) |
| ディスプレイ | 約1.45インチTFT液晶 |
| 無線LAN | IEEE802.11b/g/n |
| 外部インタフェース | microUSB |
| 発売日 | 12月中旬以降 |
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