Appleが10月5日に発表した「iPhone 4S」が、10月14日に発売された。日本は時差の関係で世界で最も早く販売が始まることもあり、アップルストアやキャリアショップ、大手量販店は通常より開店時間を繰り上げ、午前8時から販売を開始した。
東京・銀座のアップルストア銀座では、事前予約を受け付けていなかったこともあり、iPhone 4Sを求めて多くの人が列を成した。午前8時の開店直前の時点で800人強が並んでいたようで、銀座3丁目のアップルストアの前から、中央通り沿いに銀座通り口の交差点を越え、東京高速の立体交差の先まで人の列が続いていた。
8時前になると、アップルストア銀座のスタッフがミネラルウォーターやコーヒーの配布を開始。また列に並んでいる人に、希望するiPhone 4Sのキャリア、色、容量を聞き、整理券を渡し始めた。販売開始時刻のタイミングではまだ整理券は大量に残っていたので、相当数の在庫があったと思われる。
そして8時。銀座和光の鐘が鳴り響く中カウントダウンが始まり、「ゼロ!」の声とともに先頭の人が店内へ。恒例のハイタッチで次々と並んでいた人たちが迎えられた。
その後、通常なら30分程度で契約を終えた人が出てくるはずだったが、システムトラブルによりソフトバンクモバイルの契約手続きができず、KDDI版を希望していた人が先に店を出ることに。開店から1時間ほど経った9時過ぎ、幸運にもアップルストア銀座で最初にiPhone 4Sを手にした女性は、残念ながら取材不可とのことで、2人目の男性が晴れてカメラの砲列の前で笑顔を見せた。ちなみに購入したのはKDDI版のiPhone 4S 16Gバイト版のBlackだったようだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.