一方、ノートPCユーザー向けには19ボルト/16ボルト出力にも対応する大容量1万6000mAhバッテリーとソーラーパネルを内蔵する「PowerWalker TAB16000」も登場予定だ。価格は1万円台後半と想定される。
ソーラーパネルでのフル充電は約14時間(AC充電は約3時間)、5ボルトUSB以外に19ボルト/16ボルト出力の端子を別途用意し、各種ノートPCに対応する充電端子を用意することで、多くのノートPCのサブバッテリーとして利用できる。こちら、MacBookシリーズに使用される特殊なDC端子(MagSafe)にも対応してくれるとうれしいと思う人は多そうだ。「開発検討したい」(同社)。
このほか、iPhone 4/4S対応ワイヤレス充電キット「PowerWalker PR-WC1A」も2011年11月末に投入予定だ。こちらは実売6000円前後を予定する。(Qiロゴは見当たらなかったが……)ワイヤレスパワーコンソーシアムのQi規格に準拠するようで、iPhoneに専用カバーを装着し、付属する充電台へ乗せることでケーブル類の接続なしに充電できる。
タブレットデバイスユーザー向けに、小型Bluetoothキーボードも2011年内に投入したいという。幅120ミリ、重量45グラムのスマホサイズ「PRKB-6064」、幅216ミリで重量190グラムのBluetooth HID対応「PRKB-6062」、HIDとSPPで使用するBluetoothプロファイルを切り替えられ、ポインティングセンサーを内蔵する「PRKB-6066C」、幅239ミリのモバイル型「PRKB-870」を用意する。PRKB-6064は実売3980円前後、RKB-6062は実売6980円前後、PRKB-6066Cは9800円前後を想定するという。
Bluetooth HIDプロファイル専用となるPRKB-6064とPRKB-6062は、iOSデバイスとAndroid 3.0以上に対応。SPPにも切り替えられるPRKB-6066CはAndroid 2.3以降搭載のスマートフォンなどにも対応するとし、もちろん機種別の日本語環境対応ドライバ付きでリリースするという。
「当社は本社が台湾にあり、中国に自社工場を持っているので、新機種登場時はもちろん、仕様変更時などにも迅速に対応、かつ適正な売価で展開できます。また、日本ユーザーのニーズに沿った“日本仕様”や、販売店さん・バイヤーさんの意向に沿ったカスタマイズにも柔軟に対応可能です。この点が、海外メーカーより輸入販売するベンダーさんとは大きく違うところだと思います。2011年末から2012年にかけて、日本のユーザーが“ほしい”、“かゆいところに手が届く”と思ってもらえるであろう製品を多く投入していきます」(POWEREX-JAPANの荒深正人社長)
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