KDDIが10月7日に発売したモトローラ・モビリティ製の「MOTOROLA PHOTON ISW11M」は、米国で7月に正式発表された「MOTOROLA PHOTON 4G」の国内向けモデル。KDDIがau端末向けに提供している+WiMAXサービスにも対応し、最大8台までのテザリングが行える。OSにはAndroid 2.3.4を搭載した。
CPUにはデュアルコアプロセッサのNVIDIA Tegra 2(1GHz駆動)を搭載し、高速なWiMAXと合わせてサクサクとした使用感も特徴だ。グローバルモデルとしても見どころが多いMOTOROLA PHOTON ISW11M。“ここ”知り第1回では、まず、外観デザインやサイズをチェックしてみよう。
MOTOROLA PHOTON ISW11Mの第1印象は「デカイ」のひと言。ディスプレイは4.3インチのQHD(540×960ピクセル)TFT液晶で、4インチ超のタッチパネルを載せただけに、ボディサイズは約67(幅)×127(高さ)×13(厚さ:最薄部12.2)ミリ、重さも約158グラムと、やや大柄だ。
実際に手に取ってみると、角が落とされた多角形フォルムのおかげか、数値の印象ほど大きさや重さを感じない。同じモトローラ製のAndroidタブレット「MOTOROLA XOOM」を手にした際も、同じ感覚(スペックほど大きさや重さを感じない)を受けたので、モトローラ端末に共通するデザイン処理の手法が生かされているのだろうか。
ボディカラーはグローバルモデルらしく(?)シャドウブラックのみ。背面は指紋などが残らないマット仕上げになっている。端末上面に電源キー、左側面にボリュームキーとカメラキーがある。これら3つの物理キーはシルバーメッキ仕上げで、デザイン上のアクセントにもなっている。右側面にはMicro USB端子とMicro HDMI端子があるが、カバーなどはなく端子がむき出しになっている。
この大きな画面をYouTubeなどの映像コンテンツで活用するべく、本体を横置きするためのキックスタンドが背面に設けられた。また、横置き状態でも活用できるよう、時計などを大きく表示する横画面専用のホームも用意している。この横画面は、別売りオプションの「HDステーション」に装着しても、横画面専用のウィジェットが起動する。
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