なんかiPhoneばかり使っております:ITmediaスタッフが選ぶ、2011年の“注目ケータイ&トピック”(ライター荻窪編)

» 2011年12月22日 10時30分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

iOS5とiCloudと「iPhone 4S」の完成度はすごい

photo 「iPhone 4S」

 「iPhone 4S」は「iPhone 4」と見た目が同じなのでマイナーチェンジっぽいのだけれども、使ってみるとけっこう違う。特にいいのがカメラ。

 何しろよく写るのである。撮れる写真に変なクセがなくて扱いやすいのもいい。機能がシンプルなのもいい。

 大きな理由のひとつは新しい撮像素子のデキがいいことだ。公表はされてないけど、ソニー製の裏面照射型CMOSセンサーで、「Xperia acro」などと同じ、あるいはそれをベースにしたものだと思う。

 2011年に出たスマートフォンで高画質なものを2つあげろといわれたら、Xperia acroとiPhone 4Sを選ぶもの。

 でも、カメラアプリのシンプルさと使い勝手の良さ、そして豊富な写真関連アプリとそのクオリティを考えると、iPhone 4Sに軍配があがる。

 なにしろ、いつも身につけていて、撮りたいときにさっと撮れる上に、撮ってから1分もあればささっと加工してささっとコメントを添えてTwitterなりInstagramなりmiilなりFaceBookなりにアップできるのだ。それが高画質なのだから大変な魅力である。

 もうひとつiPhone4S……というよりiOS 5でありがたいのは、iCloudのフォトストリーム。

 これを使えば、iPhoneで撮った写真が自動的にPCにダウンロードされるのだ。あとはPC上で加工しようがアップロードしようが自由。これが予想以上に快適で便利なのである。

 正直、iPhone4のときより撮影枚数は圧倒的に増えてます。

国産Android機が欲しくて「IS05」

photo シャープのau Android「IS05」

 Android機で今年印象に残ったのはどれだろう、と思い浮かべてみると、出てくるのは「INFOBAR A01」と「Xperia arc」acroと「GALAXY S II」の3つ。ポイントは、INFOBARのデザイン、Xperiaの未来っぽいカッコよさと高機能、GALAXY SIIのシンプルな速さ。

 でも今年のモデルとして残しておきたいのは「IS05」かな。自分で買っちゃったし。

 なぜフラッグシップ機でもなんでもないIS05にしたか。動きはもっさりしてるし、よく挙動不審に陥って再起動するハメになるし、カメラ性能もいまひとつだし、その他細かい不満が購入前に想像していた以上に山ほどあったんだけれども、なぜこれを買ったかというと、大雑把にいえばふたつほど理由がある。

 ひとつは日本のメーカーがAndroidをどう料理するか見たかったこと。

 特におサイフケータイはすでに生活の必需品になってたのでこれは必須だったし、大震災の影響で、緊急地震速報対応が欲しかったし(当時は未対応モデルが多かったのだ。今はiPhoneでも対応してるけど)、ワンセグも欲しかった(ふだんテレビは見ないんだけど、いざというときニュースをどこででも見られるのがいい)し、という事情もある。

 もうひとつはその手頃な大きさ。

 最近の薄くてでかいモデルって未来っぽいし、画面が広いんだけれども、なんか持ちづらくてしっくりこないのだよね。仕事がらいろんな端末を使ってみたけれども、手になかなか馴染まないのだ。

 IS05のサイズだと(正直、あとひとまわり大きくてもいいけど)、ちょっと分厚くて、丸みがあって手で握るのにちょうどよい。おサイフケータイとして使うときも握ったままさっと当てられるのでなんか使いやすい。

 だからあえてIS05を。

 で、国産Android機の本番はこの冬モデルから来年のモデルにかけてかなあと思って期待しております。2011年はまだ一足先にAndroid機をてがけてきた、Samsung電子やソニー・エリクソンに一日の長があったなと。シャープは国内のメーカーとしては早めに手をつけていたから期待をしてたんだけど、ちょっと迷走しちゃったかなと思う。

「Su-Pen」で紙のメモはほとんど使わなくなりました

photo 「7notes」(iPad版)

 スタイラスペンを見直したのが2011年なのだった。iPadの用途が広がったのだ。特に、7notesと「Su-pen」の組み合わせは最強。

 7notesの手書き文字認識能力が高いのは知ってたが、指で文字をたくさん書くのはちょいとしんどい。でも、ちょっとしたメモならキーボードを出すよりささっと描きたい。

 そこに登場したのが7noteの開発者7knowledgeが出したスタイラスペン。これがまた書き味がいいのだ。

 簡単な打ち合わせや取材メモなんかは、Su-Penと7noteでおおむねOK。あとから変換技も使えるので、素早くメモしたいときにもいい。あとで修正すべきとこは直して、Evernoteに書き出す。そうすれば、iPhoneでもMacでもなんでもそのメモをすぐ呼び出せる。これは便利。

 図版やレイアウトのアイデアはAdobe Ideaを使ってiPadにペンでささっと描く。

photo 「Su-pen」

 指とスタイラスペンの使い分けでタブレットの用途がひとつ広がった感じ。紙のメモはほとんど使わなくなりました(キングジムのショットノートも買ったのに)。

 こうしてちょっとずつ日々の作業が変わっていくのだなあ。

 スマートフォンやタブレットは本体にもサービスにもまだまだ進化の余地があるので、2012年にどういう展開になるか楽しみですな。

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