“速い”のはそれだけで気持ちいい――「GALAXY S II SC-02C」:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/3 ページ)

» 2011年07月29日 12時00分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
Photo 軽い板っぽいGALAXY S2。有機ELディスプレイはやっぱきれい

 スマホのカメラ機能って画質も使い勝手も千差万別で、使ってみないと善しあしが分からないわけで、画素数が多ければ画質が良くて使いやすいかというと、そんなことはない。

 今回、Samsung電子の「GALAXY S II SC-02C」で適当に何気なく撮影して感じたのは「速いのはそれだけで気持ちいい」ということ。とにかく快速。

 ぱっとロック解除してカメラを起動してさくっと撮影してすぐ確認してフリックして写真をめくって……。こういった一連の動作がきびきびしてるのだ。指を動かしたらすぐ反応してくれる。

PhotoPhoto カメラは裏面上部中央あたりにある。8MピクセルのCMOSセンサーで横にはフラッシュ用のLED付き。グリッド表示をオンにした撮影画面は写真右のような感じ。指でタッチしたところにピントが合う。シャッターボタンの左に直前のサムネイル、右に動画と静止画の切り替えという構成はiPhone4とそっくりですな

 特にちょっと前までのAndroidスマートフォン――例えばわたしが今使ってるシャープの「IS05」なんかどうにもこうにものんびりしてて、さっと動くときもあればワンテンポ遅れるときもあり、こちらの意志が伝わったかどうか判断しかねることもあったのだが、さすがにデュアルコアプロセッサのおかげか、数カ月前の機種に比べて体感レベルですこぶる速い。

 カメラ機能って画像処理をしたり圧縮して保存したりと、ナニゲにパワーを使うので、プロセッサが速ければ速いほど快適なのだ。

 もう1つ、GALAXY S IIのカメラが快適に感じた理由の1つがディスプレイ。屋外でもそこそこ見えてコントラストも高いので(炎天下ではアウトドアモードにするとさらにくっきりと見せてくれる)撮ってて気持ちいい。さすがである。

 そんな第一印象なのでありました。

オーソドックスだけど使い勝手がいい8Mピクセルカメラ

 カメラ機能としてはシンプルな8MピクセルのCMOSセンサータイプ。レンズはF2.65と明るめでやや広角気味。昨今、ありがちなスペックなのだが、性能はなかなかいい。触ったところにすぐピントが合うのは当然として、AFも速いし撮影間隔も短い。なんかさっきから速さの話しかしてないが、とにかく速いのだ。

 iPhoneと同じく、シャッターボタンから指を離したタイミングで撮影されるので、早めにピントを合わせてシャッターボタンを押し、「ここだ」というときに離すとぶれにくくシャッターチャンスを逃しにくいのでお勧め。

 肝心の絵はなかなか優秀である。

Photo

 いつもの黄色い滑り台。後ろの葉っぱもそれなりにちゃんと写っているし、色もしっかり出ているし、ディテールのざらつきもない。これはなかなかよい。

Photo

 いつものあずまや。こちらも緑の色もディテールも不自然さがないし、暗部の締まりもいい。このあずまや、夏になると木が茂って葉が青々とするおかげでディテール描写性能をチェックしやすいのだが、これなら十分使えるレベル。

 撮影情報を見ると、晴天下の写真はISO感度32という低感度になっている。明るいところではギリギリまで感度を下げて、画質を向上しようという設計のようで、晴天時の画質の良さはこの仕様も手伝ってるのだろう。逆にいえば、このCMOSセンサーの性能をもっとも引き出せる感度はISO32くらいということかも。

 さらに屋外モノをいくつか。

Photo

 青空とユアテックスタジアム(ベガルタ仙台のホームスタジアム)。等倍で見てもディテールまでけっこうしっかり出ていてよい映り。

Photo

 日向と日陰がはっきりしたスタジアムの光景も、暗部がつぶれたり、明部がトんだりせず、バランスよく描写してくれた。

Photo

 暗い場所では少しずつISO感度が上がっていく。これは今にも雨が降りそうな天候になっちゃったのでISO 40。撮影場所は仙台のちょっと北にある松島。震災のせいで駐車場まで水がはいってた。

Photo

 右から左に走ってくる電車をギリギリの位置で。ほんとはここまでギリギリにする予定ではなかったのだが、シャッタータイムラグがちょっと出てしまった。

Photo

 蓮の花を縦位置でマクロで。手前の花にピントを合わせてある。蓮が白飛びするかなと思ったが、とどまってくれた。

Photo

 白い皿に白いパスタなので普通に撮ると暗くなる。よって、+1程度の補正をかけて明るめに撮影。ISO感度はぎりぎりまで上げないようで、窓際の室内だがISO 64で1/17秒となった。ISO感度を上げると画質が落ちるとはいえ、もうちょっと上げてもいいよな、とは思う。これだと手ブレしやすい。かといってLEDフラッシュをたくと不自然な写りになるし。

Photo

 室内で猫。色がやや微妙なのは白熱灯色のLED電球と、昼白色のLED電球のミックス光だから。それを考えるとなかなかの映り。ISO感度は400で+1の補正をかけてある。ISO400まで上げるとちょっと画質が落ちてくるかな。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月25日 更新
  1. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  2. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  3. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  4. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  5. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  6. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  7. モバイルSuicaの新決済「teppay」を早速試した 店員への伝え方や決済音は? スムーズに決済できる? (2026年10月22日)
  8. 「iPhone Duo」を試して分かった9つの疑問と本音 36万円超の折りたたみスマホは「買い」か? (2026年10月21日)
  9. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  10. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー