ドコモ、eビリング割引を“1請求105円”から“1契約21円”に見直しMobile Weekly Top10

» 2012年11月12日 17時43分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 今回のMobile Weekly Top10は、11月5日から11月11日までに読まれた記事のアクセス数を集計した。トップは、KDDIが進める「au Wi-Fi SPOT」の環境改善についてのインタビュー記事。次いで、月3980円でXiのデータ通信プランが利用できるドコモキャンペーンと、同じくドコモの事務手数料値上げに関するニュースがランキング上位に入った。

 そのドコモは、クレジットカード払いのユーザーを対象に2013年2月請求分(1月利用分)から、料金案内の郵送をとりやめて「eビリング」に切り替えることを発表した。同時に、eビリング対象者に提供していた1請求当たり105円の割り引きを1契約ごと21円へと見直す。

 これまでのドコモのeビリング割引は、回線契約ごとはなく請求本数で決まっていた。例えばドコモで3回線を契約している場合、「一括請求サービス」で1つにまとめると割り引き額は(代表回線を対象にした)105円のみ。しかし請求を3つに分けると、それぞれが割り引きの対象になり、合計315円の割り引きが適用される。しかし来年以降は、1契約に付き21円の割り引きになるため、どちらでも63円の割り引きで差が無くなる。

 すでにeビリングを使っているユーザーにとっては、割り引き額の大きな減額になってしまう。ドコモとしては、請求をまとめるよりも分けた方が割引額が多くなるという逆転現象を是正する狙いがあるようだ。また、KDDIの「WEB de 請求書」による割り引きも1契約ごと21円のため、手数料などの横並びを意識しての見直しとも言えるだろう。

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