NTTドコモ代表取締役社長の加藤薫氏は、4月26日に行われた同社の決算会見で、LTEサービス「Xi」の基地局数を今後1年で倍増させると発表した。
Xi基地局は2013年3月時点で全国に2万4400局あるが、これを2014年3月までに5万局に増強する。2012年夏時点では5万局の達成は2015年3月を予定しており、この計画を1年前倒しする。
また高速エリアの拡大も加速する。下り最大75Mbpsに対応する基地局数は、2012年末の計画で2013年3月に4000局、6月に1万局を目標にしていた。これを、3月に6800局、6月に1万5000局へ引き上げる。このほか、6月時点で下り最大112.5Mbpsに対応するエリアの数を、当初の52都市から100都市に拡大する。
さらにドコモは、下り最大150Mbpsの通信サービスを2013年度中に開始する予定。加藤氏は150Mbpsのサービスについて「できるだけ早く始めたい」と意気込みを見せた。
ドコモのXi、さらなる高速化――2013年度中に下り最大150Mbpsに
ドコモ、下り最大100MbpsのLTEエリア拡大へ――6月末には50都市以上に
日本におけるLTEサービスの先駆者とも言えるドコモだが、ここ最近は「Xi」
ドコモ、一部地域で「Xi」の通信速度を下り最大100Mbpsに高速化Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.