URBANOのOSはAndroid 4.2。端末のインタフェースで特徴的なのが、スマホ初心者でも使いやすい「エントリーホーム」を用意した点だ。標準のホームアプリと入れ替えることで、フィーチャーフォン感覚で利用できるホーム画面を利用できる。ホーム画面のシート枚数は1枚に固定され、不在着信やメールの受信通知を“ケータイの待受っぽく”表示。設定のメニュー画面も、リスト表示になり、内容を説明するガイドも付く。フィーチャーフォンから乗り換えてスマホのUIに慣れないユーザーには、便利なホームアプリだろう。スマホなら当たり前のロック画面を表示しないこともできる。
エントリーホーム以外にも、フォントサイズをAndroid標準の1.75倍まで大きくできたり(対象外の画面もあり)、電話帳アプリの五十音順インデックスから子音でも検索できたり(“あ”の段だけでなく、“いうえお”の段も表示される)、通話アプリに伝言メモを起動するボタンが追加されたりと、通常ホームを選んだ場合でもケータイユーザーが自然に使えるような工夫が盛り込まれている。
そのほか、京セラ独自の機能として「すぐもじ」や「すぐごえ」も引き続き搭載。大容量バッテリーを生かす「省電力ナビ」では、ユーザーの生活リズムに合わせて省電力モードを切り替えるタイマー設定が可能になった。また7日間以上使われていないアプリのバックグラウンド通信を自動で停止するオート通信制御も新たに追加されている。
歩数を計測してカロリー消費なども計算する「デイリーステップ」アプリは、端末に追加された気圧センサーを使って高さの変化(登山やハイキング)も記録できるようになった。また、タニタ製の健康管理アプリ「Health Planet」も新たにプリセットされている。想定ユーザー層を意識してか、健康系のアプリも充実させたようだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.