ARROWS X F-10Dの“ここ”が知りたいでも紹介したが、ARROWS A 202Fでも電源を切らずに再起動することが可能だ。側面にある電源キーを長押しすると、「電源を切る」と「再起動」の項目が表示される。ただ、電源を切る場合と異なり、再起動の場合はタップした際に確認画面が表示されずに直接電源が切れるので、その点は注意が必要だ。
高いスペックを持つARROWS A 202Fは、起動と再起動にどれほどの時間がかかるのだろうか。まず起動時間だが、電源キー長押し(バイブレーション作動)からロック画面が表示されるまでの時間をストップウォッチで3回測り、その平均値を出した。結果は1回目が39.42秒、2回目が38.73秒、3回目が39.47秒で平均値が39.2秒だった。ARROWSロゴが10秒近く表示され、画面の動きが少ないこともあり、多少時間がかかる印象を受けた。
次に再起動は、再起動の項目をタップしてからロック画面が表示されるまでの時間を3回計測した。1回目が43.32秒、2回目が46.01秒、3回目が55.94秒で、平均値は48.4秒だった。起動時間の平均値が39.2秒だったことを考えると、シャットアウトに10秒近くかかっていることになる。再起動を頻繁に行うのでなければ、それほどストレスにはならない数字だという印象だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.