「e-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト2013 」締め切り迫る

» 2013年10月07日 20時30分 公開
[ITmedia]

 福岡県飯塚市が主催する「e-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト2013」の募集締め切りが10月14日に迫っている。

 e-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト2013は、スマートフォン向けアプリ開発の需要が拡大する中、アプリの提案を広く募集し、優れたものを表彰することで、その開発に携わるエンジニアや学生、IT企業等との交流の場を創出し、優れた技術者の発掘と育成、自由でクリエイティブなアプリ開発の推進を図ることを目的に、2012年から飯塚市が開催している。

 第2回となる今回も、出題企業からの出題テーマもしくは主催者テーマの中からテーマを選び、それに即したスマートフォンもしくはタブレット向けのアプリを募集する。募集対象は個人またはグループで、居住地や職業は問わない。飯塚市に在住もしくは飯塚市内に勤務している必要はなく、学生でも社会人どちらでも応募可能だ。

 グランプリには、賞金30万円が贈られる。また飯塚市長賞、そしてテーマ出題企業による賞が用意されている。

 出題企業およびテーマは以下の通り。

出題企業 テーマ
NHN PlayArt 「1分間で誰もが楽しめるゲーム」
九州インターメディア研究所 ・福岡県でデザイン、アートを楽しむためのアプリ
・標準語を福岡県の方言(博多弁・筑豊弁・筑後弁など)に翻訳できるアプリ
・飲酒運転を撲滅させるためのアプリ
シャープ 「スマートフォンと家電をつなぐ」アプリ
トヨタ自動車九州 ドライブを楽しくするアプリ
パソナテック ・新しい「仕事探しアプリ」
・「エンジニアによる、エンジニアのための技術アプリ」
ビットアイル 他テーマへの応募作品より選考
マイナビ ・「学校生活を充実させるためのアプリ」
・「仕事を楽しむための仕事に役立つアプリ」
主催者 ・飯塚市の観光に関するアプリ
・環境・エネルギーに関するアプリ
・健康・医療・福祉に関するアプリ
・地域の振興に関するアプリ
・特にアピールすべき技術を採用したアプリ

 アプリの先行は、1次審査と2次審査に分かれており、1次審査はアプリケーション企画書およびサンプル動画により、2次審査は2014年1月25日に開催される九州工業大学情報工学部(飯塚キャンパス)での公開プレゼンテーションにより行う。応募受け付けは10月14日までだが、アプリケーション企画書やサンプル動画の提出は11月11日までとなっている。

 審査基準は(1)テーマ出題企業のテーマに沿っているか、(2)スマートフォン・タブレット端末の機能を活用した技術であるか、(3)ユーザーの視点から見た楽しさ、便利さ、驚きがあるか、といった視点を重視するほか、技術的な要素も加味して行う。審査員はモバイル研究家の木暮祐一氏、九州工業大学情報工学部 准教授の小西直樹氏、リンクトブレイン 執行役員の清水弘一氏、TRIART CIOの津村忠助氏、近畿大学産業理工学部 教授の山崎重一郎氏、アスキー・メディアワークス mobileASCII編集部 副編集長の中島正雄氏、Impress Watch 「ケータイWatch」編集長の湯野康隆氏、 アイティメディア ITガジェット統括部長の園部修。

 なお、ビットアイルの協力により、コンテスト参加者(エントリーシート提出者)のうち希望者に対し、コンテストへの応募作品の開発環境として、「ビットアイルクラウドバーチャルサーバ」月額3万円までの枠を、を先着50人に2月28日まで無料で提供する。

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