写真で見る「Nexus 5(EM01L)」SIMロックフリー

» 2013年11月01日 19時47分 公開
[ITmedia]

 イー・アクセスは11月1日、最新OSのAndroid 4.4(KitKat)を搭載したLGエレクトロニクス製のスマートフォン「Nexus 5(EM01L)」を、11月中旬に発売することを発表した。日本の通信キャリアがNexus 5を発売するのは初めて。イー・モバイル取扱店およびイー・モバイル ショップ、ウィルコムプラザで購入できる。

photophoto 「Nexus 5(EM01L)」。カラーはブラックとホワイト

 Nexus 5は、厚さ8.6ミリ、重さ130グラムの薄型軽量ボディに、5インチフルHD(1080×1920ピクセル)IPS液晶や2.26GHz駆動のクアッドコアプロセッサー(Snapdragon 800)を搭載したスマートフォン。Android 4.4のリファレンスモデルであり、Android OSの新機能をいち早く利用できる。

photophoto 背面はマット仕上げで、サラサラとした手触り
photophoto 端末上部の正面側(写真=左)と背面側(写真=右)。通話用のスピーカーやカメラの周囲など、丸をモチーフにしたデザインが用いられている
photophoto 同じく端末下部の正面側(写真=左)と背面側(写真=右)。ホームキーなどはすべて画面内に表示(オンスクリーンキー)
photophoto 端末の上面にイヤフォンジャック(写真=左)、底面にMicro USB端子と外部スピーカーがある(写真=右)
photophoto 左側面にボリュームキー(写真=左)、右側面に電源キーとSIMスロットがある(写真=右)

 通信サービスは「EMOBILE 4G-S」に対応し、イー・モバイルのLTE(1.7GHz帯)とソフトバンクのLTE(2.1GHz帯)を利用できる。3G(W-CDMA)はソフトバンクの900MHz帯と2.1GHz帯に対応し、2014年春以降に開始予定の900MHz帯でのLTEも利用可能。AXGPには対応しない。LTEはCategory 4をサポートしており、下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsの通信が可能だが、現時点での通信速度は下り最大75Mbps/上り最大50Mbpsとなる。

 有効約800万画素CMOSのメインカメラには、光学手ブレ補正機能を搭載した。バッテリー容量は2300mAh(内蔵型)、メモリはストレージが16Gバイト、RAMが2Gバイトとなっている。このほか、NFCとワイヤレス充電(Qi)もサポートする。SIMロックのかかっていないSIMロックフリーとなっており、周波数帯が対応していれば、ほかのSIMで通信ができる。

photophotophoto カメラアプリのユーザーインタフェース。中央の丸いマークはピント合わせの時だけ表示される。もちろんHDR撮影にも対応

 端末価格は「バリュースタイル-S」の場合、一括価格が5万400円。通信料から割り引く「月額割引」が月々1680円適用され、これの24回分(4万320円)を引いた実質負担額は1万80円となる。

 基本料金は、月額980円の「4G-Sプラン 」が「4G-Sスマホ割」によって最大24カ月間0円になる。パケット定額料は、月額4935円の「データ定額3-S」が「データ定額得割」によって月額3880円になる。ほかに、月額315円の「EMベーシックパック-S」も発生する。4G-Sスマホ割とデータ定額得割適用後の料金に、端末の分割金(2100円)を足して月額割(1680円)を引いた、毎月の利用料金は4615円となる。

photophotophoto ロック画面から直接Google検索やカメラを起動できる(写真=左、中央)。ホーム画面(写真=右)
photophotophoto 通知画面もシンプル(写真=左)。右上のボタンから、設定メニューを呼び出せる(写真=中央)。起動したアプリの一覧画面(写真=右)
photophoto アプリの一覧画面
photophoto ウィジェットの一覧画面
photophoto 通話アプリのダイヤルパッド(写真=左)。SMSは「Google ハングアウト」で送受信する(写真=右)
photophotophoto LTE通信をサポート(写真=左)。NFCを使ったデータ通信も利用できる(写真=中央)。NFCを使ったGoogleの決済サービス「タップ&ペイ」は、日本では利用できないとのこと(写真=右)
photophotophoto 日本語入力システムは「iWnn」
photophoto デモ機のストレージは12Gバイト以上の空きがあった
photophotophoto Androidのバージョンは「4.4」(写真=左)。バージョン情報をタップすると、巨大な「K」の文字が登場(写真=右中)。さらにタップするKの字がくるくる周り、“KitKat感”あふれるイースターエッグが見られる
photo 発表会場で配られたイー・モバイル仕様のキットカット

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