HP、Android搭載ファブレットでスマートフォン市場に再参入

» 2014年01月16日 09時53分 公開
[ITmedia]

 米Hewlett-Packard(HP)は1月15日(現地時間)、Android搭載の大画面スマートフォン「Slate6 VoiceTab」と「Slate7 VoiceTab」を発表した。2月にインドで発売する計画という。

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 モデル名から推測できるように、Slate6は6インチ(1280×720)、Slate7は7インチ(1280×800)のIPSディスプレイを搭載するいわゆる“ファブレット”だ。

 同社は昨年4月、Android搭載タブレット「HP Slate7」を米国で発売しているが、通話機能を搭載するAndroid端末はこれが初。同社は2010年に米Palmを買収し、2011年にPalmのモバイルOSであるwebOSを搭載するタブレット「TouchPad」でタブレット市場に参入したが、その後webOS事業を打ち切った

 Androidのバージョンは4.2.2(コードネーム:Jelly Bean)で、サポートするネットワークは3G(LTE非対応)とスペックはかなり低く、デュアルSIM仕様と新興国市場向けになっている。ストレージは16Gバイトで、32Gバイトまで拡張可能なmicroSDカードスロットを備える。2台のカメラ(画素数は不明)と前面にステレオスピーカーを搭載する。プロセッサの詳細も不明だ。

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