KDDIは3月20日、プラチナバンドと呼ばれる800MHz帯を使ったauの「4G LTE」が、3月14日に実人口カバー率99%に達したことを発表した。
auの800MHz帯による4G LTEサービスは2012年11月に提供を開始。住宅街、鉄道、商業施設、ショッピングセンター、大学などユーザーの生活導線はもとより、旅行や出張などでご利用される機会の多い新幹線、高速道路、観光地でも快適に高速データ通信が可能となるようエリア拡大を続けてきた。
2013年3月の実人口カバー率は96%で、1年間で3ポイント上昇。そのために、エリアカバー面積を1.5倍に広げた。KDDIはカバー面積の拡大を地域別に公開しており、それによると関西エリアが2.3倍、北海道エリアで約1.9倍、東北・四国・沖縄エリアで1.7倍、九州エリアは1.5倍、関東・中国エリアは1.4倍、中部が1.3倍、北陸で1.2倍に広がっている。
KDDI、国内初のLTE対応大ゾーン基地局を導入 首都圏を10局でカバー
KDDI、4G LTEの800MHz帯が全国の新幹線駅をカバー
全国の大学で800MHz帯の4G LTE通信が可能に――KDDI
石川温のスマホ業界新聞:「AndroidもFirefoxもネットワークも気合いを入れていく」――KDDI・田中孝司社長単独インタビューCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.