米Googleは3月28日(現地時間)、Google Playに登録するAndroidアプリの「Google Playデベロッパープログラムポリシー」を更新した。
この更新で、ユーザーを欺くような広告を禁じる「アプリのプロモーション」という新条項が追加された他、アプリ内課金やコンテンツポリシーに関する条項に変更が加えられた。主な変更は以下の通り。
新設の「アプリのプロモーション」では、アプリ内の虚偽の広告や未承認のSMS経由の広告によるプロモーション、ユーザーの許可なくGoogle Playにリダイレクトしたりアプリをダウンロードするプロモーションおよびインストール方法を禁止する。デベロッパー自身はもちろん、広告ネットワークやアリフィエイトがこうしたプロモーションを行わないよう管理する必要がある。
また、「広告のポリシー」の「2.広告のコンテキスト アプリのユーザー インターフェースまたはオペレーティング システムからの通知や警告を装った広告は認められません」に「それぞれの広告がどのアプリに関連付けられているか、どのアプリに組み込まれているかなどを、ユーザーにわかりやすく明示する必要があります」という文言が追加された。
「有料アプリと無料アプリ」の項目内に、「Google Playでのプロダクトの説明で、個別の料金または追加料金が適用されるアプリ内機能について言及した場合、それらの機能にアクセスするには支払いが必要になることをユーザーに明示する必要があります」という文言が追加された。
「コンテンツポリシー」の「危険なプロダクト」で、従来は「危険なアイテム」の送信を禁じていた部分が、送信だけでなく、そうしたアイテムへのリンクの設定も禁じるように改定された。
「コンテンツポリシー」の「露骨な性表現を含むコンテンツ」の注意が従来より具体的になった。従来は「ヌード、性行為の画像、露骨な性表現を含むコンテンツは禁止します」だったが、新ポリシーでは「ポルノを含むアプリやポルノを助長するアプリは禁止します。これには、性的な表現、または露骨な描写を含むコンテンツ、アイコン、タイトル、説明が含まれます」となった。
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