カフェやファーストフード店でよく見る「Wi-fiスポット」「無線LANスポット」などの文字。お店が提供するWi-Fiに接続できる「公衆無線LAN」のサービスだ。Wi-Fiの通信は高速で安定しており便利だが、サービスが多いので、どれを利用したらよいかわからなくなってしまう。そこで、主な無料・有料の公衆無線LANサービスを、スポット数ランキングと共に紹介しよう。
「Fon」は、他のユーザーに自分のWi-Fi環境を提供する代わりに、他ユーザーのWi-Fiも使えるサービス。利用には、自宅に専用のWi-Fiルーター(Wi-Fiの電波を送受信し、ネットに接続する機器)を設置しなければならない。商業施設だけでなく、一般ユーザーもネットワークに取り込んでいるので、スポット数は圧倒的な数にのぼる。
2〜4位はキャリアが提供する公衆無線LANで、パケット定額プランなどの契約者は無料。接続用のアプリも提供されているので、手軽に接続できる。3位の「FREESPOT」は、飲食店や宿泊施設がサービスのため無料で提供しているサービス。無料の公衆無線LANでは草分け的な存在だ。
「フレッツ・スポット」は、NTT東日本/西日本のインターネット接続サービス「フレッツ光ネクスト」「フレッツ・ADSL」などの利用者が月額210円で利用できる。大半のスポットは東日本にある(約6万1100カ所)。「エコネクトWi-Fi」「ワイヤレスゲート」は独自のスポットを持たないが、他社が運用している複数の公衆無線LANサービスを利用できる。月額380円を支払えば「BBモバイルポイント」「Wi2(一部)」などに接続が可能。
公衆無線LANは普段立ち寄る場所に応じて選ぶのがコツ。スターバックスが導入している「at_STARBUCKS_Wi2」や、コンビニが来店者向けに提供している「セブンスポット」「LAWSON Wi-Fi」など(いずれも無料)も選択肢になる。頻繁に使う人は、有料サービスも視野に入れつつ、自分に最適なサービスを見つけよう。
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