中国Huaweiは1月13日(現地時間)、2014年通年の売上高が前年同期比20%増の2870億〜2890億元(約5兆4427億〜5兆4806億円)に達するという予測を発表した。主力事業の営業利益は前年比18%増の339億〜343億元。
同社は通信キャリア、企業向けサービス、コンシューマー向け端末事業を運営しており、2014年はいずれも好調だったが、特にコンシューマー向け端末の売上高が、従来の廉価端末からミドルレンジ〜ハイエンド端末へのシフトが奏効し、前年比32%増と好調だったという。
Huaweiは情報社会のリーダー企業を目指しており、2014年には研究開発コストとして前年比28%増の395億〜405億元を投じたという。
米調査会社IDCの第3四半期(7〜9月)のメーカー別世界スマートフォン市場に関する調査によると、同四半期の出荷台数ランキングでHuaweiは前期の3位から4位にランクダウンした。入れ替わりに3位になったのは中国Xiaomi(小米科技)。Xiaomiは今月、2014年通年の売上高が前年比135%増の743億元だったと発表している。
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