米Facebookの写真/動画投稿サービス「Instagram」のiOS版が2月4日にアップデートし、タイムライン上の動画投稿が自動的にループ再生されるようになった。広告主にとっては従来よりも動画広告が再生される可能性が高くなり、朗報だろう。
Instagramの動画投稿機能「Video on Instagram」は2013年6月に追加された機能。3〜15秒の動画を投稿できる。Instagram上の動画投稿にはビデオカメラを模した動画再生ボタンが付いており、これまではこのボタンをタップするまで再生されず、一度再生した後は再生ボタン付きに戻っていた。
新バージョン(Ver.6.5.2)では、タイムライン上に動画アイコンのついた投稿があると、表示と同時に再生が自動的に始まり、表示している間ずっとループする。音声は最初はオフになっており、動画上をタップすると音が出る。
ループを止めるにはスワイプして画面から消すしかない。App Storeでは「アプリのデータ使用量には影響しません」と説明されている。
Instagramの動画の設定では、自動読み込みを完全にオフにすることはできない。
Instagramの親会社であるFacebookのニュースフィードでも、広告を含む動画は初期設定で自動再生するが、こちらは設定でオフにでき、ループすることもない。
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