「唯一変わったのは、そのすべて」という派手なキャッチコピーが目立つiPhone 6s/6s Plusだけど、外見は全くと言っていいほど変わっていない。iPhone 6から6s、iPhone 6 Plusから6s Plusに変えても、新しいスマホを持った感が乏しい。そこで筆者が今回選んだのが、新色の「ローズゴールド」。これなら“新しいiPhone”であることが一目瞭然。ピンク系統の色ではあるが、けばけばしさがなく、男性が持っても違和感はない(と思う)。
こうして意気揚々とiPhone 6sを使い始めたわけだが、iPhone 6と同様、ボディはラウンド形状の金属なのでとても滑りやすい。6の129グラムから6sは143グラムに重くなったことで、より落としやすくなったようにも感じる。6よりも頑丈な7000シリーズのアルミニウムが使われているとはいえ、ボディに傷が付くことはなんとしても避けたい。
というわけで、今回はアクセサリーメーカーのSpigenが販売している中でもおすすめのiPhone 6s用ケースを紹介したい。ローズゴールドの素の色を生かせるケースもピックアップした。価格は10月7日時点におけるAmazon.co.jpのもので、いずれも税込。
ポリカーボネートで作られたシンプルなケース。iPhone 6sのデザインや本体色を生かしたいという人は、透明な「クリスタル・クリア」が最適だ。サイドキーは露出するよう設計されており、しっかりと押し込める。
装着するとディスプレイ面にわずかな溝ができるので、画面を下にして置いても机などに直接触れることがなく安心だ。名前のとおり薄いので、ケースを装着してもサイズ感がほとんど変わらないのもうれしい。実際、ほかのケースは装着すると幅が70ミリを超えるが(iPhone 6sのもとの幅は67.1ミリ)、シン・フィットは装着しても69〜70ミリほどに抑えられている。
カラーと価格はクリスタル・クリア(1393円)、シマリー・ホワイト(1791円)、ブラック(1490円)、ミント(1393円)、ローズ・ゴールド(1990円)。
米軍軍事規格の「MIL-STD 810G-516.6」を取得した、耐衝撃性に優れたケース。側面には柔らかいTPU、背面には固いポリカーボネートを組み合わせている。側面が柔らかいのでケースの着脱も簡単だ。
ケース内側の4隅にあるエアクションが落下時の衝撃を最小限にとどめるほか、背面の4隅には突起(リアガード)を設けており、平面に置いても背面が直接触れることはない。手触りもいいが、やや重く、ずっしり感があるのは気になった。
カラーと価格はクリスタル・クリア(1590円)、スペース・クリスタル(2490円)、ブラック(2090円)、ミント(1890円)、ローズ・クリスタル(2241円)。
柔らかなTPUケースとハードフレームを組み合わせた二重構造になっており、MIL規格の耐衝撃性能を確保している。裏側には衝撃を吸収する網状のパターンが入っている。
ケースは黒いのでiPhoneの背面は隠れてしまい、ローズゴールドだと分かるのは、カメラの周辺や側面のくりぬかれた部分のみ。なのでローズゴールド推しの人にはおすすめできない。ネオ・ハイブリッドのローズゴールド登場にも期待したい。
カラーと価格はガンメタル(2990円)、サテン・シルバー(2490円)、メタル・スレート(2990円)。
ネオ・ハイブリッドと同じく、TPUとハードフレームの二重構造や網状パターンを採用、MIL規格を取得しているが、こちらは背面にカーボンテクスチャーがあしらわれている。このカーボンを含む、未来感の漂うデザインがカッコイイ。ケースはコンパクトで、装着しても厚ぼったくならないのも好印象だ。
カラーと価格はガンメタル(3501円)、ダンテ・レッド(2723円)、レベントン・イエロー(3112円)。
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