最後に東京都内のアイティメディア社内(待合室)で午後(12時31分〜12時44分)に測定した。
UQ mobileがこれで3勝。下り平均42Mbpsだ。上りでも10Mbpsを超えたのがうれしい。そしてau(LTE NET)が40Mbpsで続く、いつもの展開。横浜駅と比べ都内では下りの通信速度がやや落ちているものの、この2サービスは特に問題なさそうだ。
しかしmineoは2度目となる下り平均0Mbps台。明らかにランチタイムが苦手。次回以降の改善に期待したい。
計測開始時刻 | 下り平均(Mbps) | 上り平均(Mbps) | |
---|---|---|---|
UQ mobile | 12:44 | 42.83 | 10.12 |
mineo(Aプラン) | 12:37 | 0.64 | 7.51 |
au(LTE NET) | 12:31 | 40.47 | 8.08 |
9月に続いてUQ mobileが強い。本家au LTE NETを3回上回っている。またau系は上りの通信速度がやや抑えめという印象だったが、UQ mobileで10Mbpsを超えたので、今後も期待したいところ。au(LTE NET)はUQ mobileとほぼ同等だ。
今回一気に成績を落としたのがmineo。これはやはり計測時間が早まったことが影響しているのだろうか? それともキャンペーンで急激にユーザーが増えたせいか? 9月までは混雑時間帯でもドコモ回線より有利という印象があったが、実は大して変わらないのだろうか。来月の測定結果やいかに。
10月の測定結果から、各サービスの傾向を述べると以下のようになる。
UQ mobileとau(LTE NET)は何の心配もいらない。またmineoをフォローすると、ドコモのMVNOにも似たような傾向のサービスはいくつもあり、MVNOとして極端に遅いというわけでもない。
MVNOは混雑時間帯が‟苦手で普通”。そのぶん通信費が安いわけで……という言葉もUQ mobileの前では説得力がないが、端末やサポート、周りの評判も重要になる。
今回の測定結果はあくまで参考データの1つとして役立てていただき、ほかのさまざまな情報も踏まえて、より良いMVNOを選んでほしい。
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