スマホカメラの進化とアプリの充実で、通常より“盛った”写真をSNSに載せている女性も多いだろう。「100%すべての写真が加工済み」とは言い過ぎだが、実際“未加工”の写真はどれくらい存在しているのか? SNSを利用している20〜30代の女性222人にアンケートを行い、SNSに写真を投稿する際、「加工した写真」と「未加工の写真」のどちらを載せるかを調査した。(R25調べ・協力/ファストアスク)
自分が大きく写った写真を加工しているのは約4割。「他の友達に見てもらうため」(25歳)、「可愛い顔にして見せたいから」(29歳)と、見られ方を気にする声が多かった。一方、未加工派からは、「自然だから」(27歳)、「加工したものは、やはり実物とは異なるので」(30歳)と、不自然さを嫌がる人も。
「自分が大きくても小さくても関係ない」(27歳)、「小さくても、明るさ補正とかくらいはかける」(32歳)と、自分が写っている以上は加工する、という意見もあるが、加工派の割合がやや減少。自分が小さければ問題ないと考える人がいるのか、未加工派の割合は上昇した。
そもそも載せない人が過半数に上るが、一方で加工派がグッと減少。未加工派からは、「友達の顔を加工するのは失礼」(31歳)と、友人に配慮するコメントも見られた。
なお、どの写真もSNSに載せない人を除く150人に、写真を多く上げているSNSにおいて「未加工の写真が何%あるか」を聞いてみたところ、
と、すべての写真が「未加工」の人は1割強しかいなかった。「可愛く見せたい」「きれいに見せたい」という女心は理解できる。ただ、あまりに実際とかけ離れた写真になると、それはそれで引いてしまうことも男としては伝えておきたい…。
(吉田良雄)
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