Xシリーズ初のフラグシップ機は何が新しい?――写真で解説する「Xperia XZ」IFA 2016(2/2 ページ)

» 2016年09月03日 20時54分 公開
[小口貴宏ITmedia]
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カメラ以外の進化点は?

 基本性能はX Performanceとほぼ同等。プロセッサはQualcommのSnapdragon 820で、メインメモリは3GB。IP68の防水・防塵(じん)や、側面の電源キーに統合した指紋センサーも引き継いでいる。ストレージ容量は32GBまたは64GB。microSDスロットを備えるほか、外部端子には表裏を気にせずに挿せるUSB Type-Cを採用した。

 カメラ以外の進化点としては、スマートフォンを使い込むうちにバッテリーが劣化することを防止する「Battery Care」の導入に注目したい。これはXperia Xシリーズの訴求点である「インテリジェント」な機能の1つ。スマートフォンを満充電のまま放置することが、バッテリーを劣化させる要因の1つであるため、Xperia XZでは、ユーザーの生活パターンを認識し、就寝時に充電を始めても、起床時にちょうど満充電となるように途中で充電速度を遅くする。これにより、スマートフォンを使い込むことによるバッテリーの劣化を抑えられるという。バッテリー容量は2900mAhで、急速充電の「QuickCharge 3.0」にXperiaとして初めて対応した。

Xperia XZ 指紋センサーは側面の電源キーに統合している

Xperia XZは実質的なZシリーズの復活?

 Xperia XZの「XZ」という名称の意味を考えてみたい。X Performanceの後継ならば、X2 Performanceとしてもいいように思える。

 これに対するソニーの説明はこうだ。Xperia Xシリーズには、エントリーの「XA」、ミドルレンジの無印「X」、フラグシップの「XZ」の3ラインがあるという。そして日本で発売された「X Performance」は、ミドルレンジである無印Xperia Xシリーズのうち、高性能側に振った“派生モデル”に位置付けられる。つまり、Xperia XZこそがXシリーズの真のフラグシップモデルということになる。

 ソニーは歴代の自社製品の最上位モデルに「Z」の名称を付してきた。今回、Xperia Xシリーズに初めて「Z」を冠するモデルが登場したことで、実質的に「XperiaのZシリーズが復活した」と捉えることもできそうだ。

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