手首に着けたApple Watchをかざすだけで電車に乗れる――Appleが9月7日(現地時間)のスペシャルイベントで発表した「Apple Watch Series 2」はFeliCaを搭載し、Suicaが利用できるとみられる。
コンビニや自動販売機などの電子決済も魅力だが、ほとんどの人が利用するのは電車の改札を通るときだろう。価格は3万7800円と、初代Apple Watchが国内販売を開始したときの価格4万2800円を下回る。これを機にApple Watchの購入を考える人も多そうだ。
実は、すでに航空機の搭乗ゲートをApple Watchをかざすだけで通れるアプリをANAやJALなどが提供している。画面に2次元バーコードを表示させる手間があったり、かざし方にちょっとコツがあったりするが、何より左腕をクロスして右側にあるリーダーにかざすのが面倒だった。
それが毎日の電車の乗り降りとなるとなおさらだ。10月以降は右腕にApple Watchを着ける人が増えるかもしれない。Twitterの投稿ボタンやLINEの送信ボタンなど、スマホアプリの中だけでもほとんどが右利き中心のユーザーインタフェースだった。Apple WatchのSuica対応で“左利きに優しい世界”が誕生するのだろうか。
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