Googleは10月4日(米国太平洋時間)、映像ストリーミングデバイス「Chromecast Ultra」を発表した。米国のほか、日本を含む15カ国で11月からの販売を予定している。販売価格は米国では69ドル、日本では9000円(税別)となる。
Chromecast Ultraは、同社の「Chromecast」のプレミアムモデルという位置付け。4K(3840×2160ピクセル)動画のストリーミング再生が可能なほか、HDR(ハイダイナミックレンジ)や「Dolby Vision」にも対応している。動作速度もChromecastの1.8倍ほど高速であるという。
また、内蔵イーサネットアダプターを付属していることも特徴だ。これは、無線LAN(Wi-Fi)接続時に4K動画の再生に必要な通信速度(帯域)を安定的に確保できない場合を見越したものだ。
発表時点において、日本で4Kストリーミング再生に対応するアプリは「YouTube」「NETFLIX」と「RED BULL TV」の3つ。それ以外のChromecast(Google Cast)対応アプリでは、従来通りの解像度に対応する。
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